NO団体名主な企画内容
48 NPO法人 Turtle Crew(鹿児島県) 「「ウミゴミガメを探せ」~帆舟で海のゴミとウミガメ探しの冒険へ~」
地元の子どもたちに、ヨットの操船を体験させながら、種子屋久地方がアカウミガメの産卵が多い地域であることを伝える。そのウミガメから海の自然の大切さを体験的に学習する。また、フィリピンや中国などの漂流ゴミ拾いなどを行い、ふるさとの素晴らしい海について学ぶ活動。

速報レポート4 「第6回ウミゴミガメを探せ」

実施日:8月10日
参加児童数:12名

今回は8月10日、子供12名参加、スタッフもいつもどおり3名体制で行いました。

天気は晴れ、弱い北西の風、とここまでの条件はいいのだけれど関東沖合の台風からのうねりが入ってきていました。
無人島上陸は難しいと判断しましたが、プログラムを荒天用に変更し、入江の中をセイリングし、熊野海水浴場で海洋体験を行いました。

まずは恒例のニックネーム自己紹介と班分け、注意事項説明、今日の宝ゴミカードをひいて、これができなければ出航できない「もやい結び」ロープワークも行い、出航です。

ニュースではライフジャケットをつけてない子供の海での事故を多く耳にするので、そのことも伝え、正しいつけ方もしっかり行いました。
あまりの暑さにまずは港で海に飛び込みました。
落水した時の浮き方も伝え、クールダウンしてからの出航です。

出航して港を出たところで、すぐにカメジョウ君落水救助訓練。
落ちた時の浮き方や心の持ちかたをみんなに伝えます。
そして、救助完了。みんなから拍手が湧き上がりました。

さて、うねりがやはり入ってきて舟が揺れ、みんな歓声が上がり興奮してきました。
浅瀬をよけ、セイルを上げてエンジン停止。
緩い風で速度はでないけれど、エンジン音のない、自然の音だけを聞きながらしばらくセイリング。心地いいのですが、しかし、それは酔いにもつながります。
何名かがダウンしてきたので、引き返します。
船酔いは3日で治る、そういわれています。僕自身漁師になった3日間は酔いまくりましたし、今でも時折酔うことがあります。その辛さはわかっているのですが、それを乗り越えれば素敵な世界が待っているのに残念で仕方ありません。
酔うからヨットに乗れない、というのがもったいなくて、もったいなくて。
でも、こればっかりは仕方ありません。

熊野海水浴場にヨットで近づき、みんなそこからダイブ。
海水浴場のために設けられたブイとロープのその内側に入り、みんなでしばし水と親しみます。気分悪かった子も、海に飛び込めば、もうすっかり酔いを忘れてしまいます。

しばらくするとお昼の時間。日陰でみんなとクルー特性カレーを頬張ります。

お昼休憩の時間も待ちきれない子供たちは、シュノーケルと足ひれをはいて、お昼終了のアラームを待ちわびていました。
アラームが鳴るとすぐに海へ。しばらく海水浴場を泳ぎ回り、横に流れる川へ移動します。

そこで、恒例の飛び込み撮影大会。いつもはヨットからだけれど、今回は岸壁から。
何人かは助走をつけて幅跳びのように大ジャンプ。

最後にみんなで揃って飛び込み、サップ遊びしているともうあっという間に時間が経過していました。

帰り道は、砂浜の海ゴミ探しです。みんな両手にいっぱいのゴミを抱えて帰ってきました。

もっと遊びたい、そんな声が多い中、後片付けをして時間通りに閉会式。
そして今日の宝ゴミの発表です。それは「ビニール」でした。
中国や韓国のゴミも多く、海は世界と繋がっていて、黒潮に乗って外国のゴミが流れてくること、日本のゴミもアメリカやハワイへと流れていくことを伝えました。
ビニールゴミの多い班の勝ちとなり、タートルクルーより超豪華スーパースペシャル賞品の引換券を進呈。
みんなけがもなく、楽しい笑顔をたくさん今日も見ることできました。

沖の無人島へ行けなかったけれど、今回もウミゴミガメ大成功。






























速報レポート1 第1回ウミゴミガメ活動報告
速報レポート2 第2回ウミゴミガメを探せ
速報レポート3 「第3回ウミゴミガメを探せ」
速報レポート4 「第6回ウミゴミガメを探せ」
速報レポート5 第7回ウミゴミガメ

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