NO団体名主な企画内容
46 ウエットランドフォーラム(福岡県) 「和白干潟の子ども調査隊・ガタレンジャー」
和白干潟の5カ所で環境調査を行い、生き物たちと出会い、子ども目線での楽しさや驚きを体感する。調査の成果として「干潟新聞」を作成し、干潟周辺の小中学校や公民館に配布し、和白干潟の魅力を伝える活動。

速報レポート1

日時   5月27日(土)14:00~17:00(干潮17:02/-5cm)・快晴
集合場所 和白干潟・海の広場 福岡市東区和白4丁目の海岸
調査場所 アシ原〜唐の原川河口
参加者  ガタレンジャー8(高校生1、中学生3、小学生4)名、他小学生(兄弟、友人)4 名、
     保護者7、講師1、スタッフ5 計25名

・アシ原の奥の湿地帯とアシ原のカニの観察。
 普段見ることのないアシ原奥部の池を観察し、海水と淡水が混ざり合う湿地
 帯の重要性を説明しました。池ではオオカヤツリグサの群落を見たり、足元
 に無数の大型のカニの巣穴があることを確認しました。アシハラガニを捕獲。

・干潟の泥をふるって生きものチェック。
 15×15×15cmのコドラードを使って泥の中のウミニナ類の数をカウント。 
 最大67個をカウント、他にアサリやオキシジミ、ムロミウミナナフシや小さ 
 なゴカイ類、ヨコエビ類などを確認できました。

・唐の原川河口まで移動。
 干潟を歩きながら、マメコブシガニやケフサイソガニ、イシガニなどを捕獲、
 アラムシロガイの採餌を観察したり、低潮域にタマシキゴカイの無数の卵隗 
 やツメタガイの卵隗(砂茶碗)、コウイカの卵も確認できました。

・唐の原川河口でツバサゴカイを探す。
 春の大潮で大きく潮が引いた時でないと見ることができないツバサゴカイを
 掘り出すことにチャレンジ。スコップや手掘りで4人がかりで10分ほどかか
 って棲管の中から慎重に取り出しました。25cmほどの白くて柔らかなゴカイ
 です。一生巣から出ないことや摩訶不思議な体形に、参加者全員が干潟ワン
 ダーランドを体感しました。

・調査のまとめ
 調査に夢中で約40時間遅れのまとめでした。全員で観察した生き物の確認を
 しました。45種類の生きものと出会いました。その後、ガタレンジャーは感
 想を書いて各自発表をしました。
 これらのデータや感想は、「干潟の壁新聞」づくりに活かされます。


アシ原の湿地観察

これは何ですか?

ちょっとこっち向いて


やったツバサゴカイだ

何か見つけたゾ

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速報レポート1
速報レポート2
速報レポート3
速報レポート4 ガタレンジャー mission4

■別年度のレポート
2018年度 和白干潟の子ども調査隊・ガタレンジャー2018 実施レポート

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