NO団体名主な企画内容
46 ウエットランドフォーラム(福岡県) 「和白干潟の子ども調査隊・ガタレンジャー」
和白干潟の5カ所で環境調査を行い、生き物たちと出会い、子ども目線での楽しさや驚きを体感する。調査の成果として「干潟新聞」を作成し、干潟周辺の小中学校や公民館に配布し、和白干潟の魅力を伝える活動。

速報レポート2

日  時:7月8日(土)14:00~17:00(干潮16:05/5cm)
集合場所:雁の巣レクリエーションセンターセンター駐車場
調査場所:雁の巣干潟
参加者 :ガタレンジャー12(高校生1、中学生3、小学生8)名、他小学生(兄弟、友人)2名、保護者11、スタッフ6 計31名

・干潟の潮溜まりの観察。
雁の巣干潟には多くの潮溜まりができていて、小さなハゼ類や、エビ類、ヤドカリなどがたくさん見られます。
干潟上には足の踏み場もないくらい無数の風船のような卵隗やモンブランケーキのような糞の小山がありました。
「これは何だ?」ガタレンジャーのテンションが一気に上がりました。

・アシ原の中の貝やカニの観察
アシ原の中に入るのは少し危険なので、スタッフがオカミミガイやアカテガニ、カクベンケイガニ等を捕獲して紹介。
オカミミガイは2本のツノが大きくてカタツムリに似ていました。
ガタレンジャーの捕獲したアシハラガニで生息場所や餌の説明等をしました。

・干潟の泥をふるって生きものチェック。
干潟の2箇所で2チームに分かれて、泥の中の生きものチェックをしました。
ウミニナやタマシキゴカイ、コケゴカイ、アサリ、オキシジミ、マテガイな どが見つかりました。
ここで最初のモンブランのようなケーキの糞の正体がわかりました。タマシキゴカイでした。

・転石に着いている生きものチェック。
干潟に転がっている石をひっくり返すと、ケフサイソガニが沢山いました。石の下にはイソゴカイも。
石の表面にはマガキがたくさん着いていて、その間に小さなカニやアマガイ、クログチガイ、ウミニナ、タテジマイソギンチャクなどが沢山います。
石も重要な生息場所だいうことがとわかります。

・調査のまとめ
雁の巣干潟にはコメツキガニがたくさんいますが、天候のせいなのか、この日はあまり表面には出ていませんでした。
ここにはハマニンニクの群落などもあるのですが、ガタレンジャーは植物にはほとんど関心がないようでした。
最後に、今回の感想を書いて発表しました。タマシキゴカイの印象が大きかったようでした。観察した種数は39種類でした。
これらのデータや感想は、「干潟の壁新聞」づくりに活かされます。











速報レポート1
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速報レポート3
速報レポート4 ガタレンジャー mission4

■別年度のレポート
2018年度 和白干潟の子ども調査隊・ガタレンジャー2018 実施レポート

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