NO | 団体名 | 主な企画内容
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22 |
伊那市立伊那北小学校(長野県) |
「松茸プロジェクト」 森林に囲まれた地元の小学生と、森林から遠く離れた東京都荒川区の小学生が一緒に体験。松茸をはじめとするキノコを材料とした食育を通じて、森林と人とのつながりの意義を、それぞれの小学生の見方を共有し、考えることを目的とする。 |
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速報レポート2 第2回現地交流会に向けた事前準備会
実施日 9月20日午後7時より @宮前小学校
9月25日午後6時半より @伊那北小学校
参加者 計 21 名 (森林インストラクターのみ重複)
≪内訳≫
★ 宮前小学校(9月20日)
(小学生)
尾久宮前小児童 6名(男5、女1)
(大人)
参加児童の親 2名(女2)
森林インストラクター(黒河内) 1名(男1)
★ 伊那北小学校(9月25日)
(小学生)
伊那北小児童 5名(男2、女3)
(大人)
参加児童の親 4名(男1、女3)
伊那北小学校教員 2名(男2)
自然観察員 2名(男2)
森林インストラクター(黒河内) 1名(男1)
活動内容
本プロジェクトで利用している長野県伊那市富県の松茸山でも、松茸を始めとして秋のキノコがぽつぽつと出始めました(写真1)。10月8-9日の「第2回現地交流会」を実り多いものにするため、尾久宮前小学校と伊那北小学校においてそれぞれ参加者を対象に事前準備会を開催しました(写真2)。
事前準備会では、最初に、第2回現地交流会から初参加の児童もいるため、本プロジェクト全体の趣旨を説明した上で、第2回現地交流会のスケジュール確認を行いました。第1回現地交流会の参加者から「もっと里山で活動してみたい」という嬉しい要望があったので、第2回交流会では東京の尾久宮前小の参加者は前日入りし、交流会当日は朝から活動することを確認しました(写真3)。
続いて、第2回現地交流会の活動目的の一つである松茸を含む野生のキノコ採り、山からしか採取できないキノコを使った料理体験に向けた説明を行いました。キノコの説明には、尾久宮前小学校と伊那北小学校で準備できた野生キノコの種類が若干異なりましたが、マツタケ、クロカワ、ショウゲンジ、アンズタケなどの食用キノコやコテングタケやクサウラベニタケなどの食用に適さないいわゆる毒キノコを見てもらいました(写真4-1、写真4-2)。まだ、秋のキノコのシーズンが始まったばかりで、出始めの小さな松茸しか準備できませんでしたが、マツタケが土壌深くから生えていることを伝え(写真5)、丁寧に採取しないと途中で折れてしまうことを事前に知っておいてもらいました。
松茸を使った料理体験では、尾久宮前小と伊那北小の児童にそれぞれ一品ずつレシピを調べ、当日、調理を実践してもらうことになりました。尾久宮前小の児童らが担当するのは「松茸ご飯」に決定しました。伊那北小の児童らが担当するのは現在相談中で当日のお楽しみです。
次回の活動に向けて
第2回交流会は10月8-9日に開催します。限られた時間の中で、野生のキノコを体験し、里山の秋を満喫できるよう参加者の皆さんには事前準備会を通じてイメージを深めてもらいました。今年は昨年に比べて松茸の発生が良くありませんが、天気等、当日までに味方してくれることを期待しつつ、参加者の皆さんには体調管理を徹底して元気に活動してもらいたいと思います。
また、交流会終了後には第1回目と第2回目の体験を通じて、里山は人が長い年月関わって成立してきたことを少しでも実感し、理解してもらえることを願っています。
松茸プロジェクトの松茸山から発生を始めたキノコ(松茸)
事前準備会の様子
第2回交流会のスケジュール説明
尾久宮前小で紹介した野生キノコ
伊那北小で紹介した野生キノコ
土の中に隠れている松茸を取る様子の説明
速報レポート1
速報レポート2 第2回現地交流会に向けた事前準備会
速報レポート3 「キノコ狩り」
速報レポート4 「キノコを使った夕食と星空観察」
速報レポート3 「上牧里山探索」
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