NO団体名主な企画内容
9 亀が森地元有志の会(宮城県) 「"ツリーハウスをつくって泊まる 〜身近な自然を感じ、人と人をつなぎ、居場所をつくる〜"」
"子どもたちが、生活圏にある山・神社でツリーハウスを「つくり」「とまる」ことを通じ、身近な自然に親しみをもてるきっかけをつくり、そこが日常的な遊び場になっていくことを目指す。"

速報レポート4

開催日:7月22日(日)
開催場所:石巻市河北地区 亀ヶ森神社・公園
参加人数: 子ども 18人(含む幼児5名) 大人 8人
指導者:3名(地元有志の会 1名 プレーワーカー 2名)
導入(3): 水遊びと木工作

 この日も先週同様、暑さが厳しい日でしたが、子ども達は元気な様子。前回できなかった木材と工作道具を使ってみよう!を行いました。
 のこぎり・かなづち・クギなどの工作道具を見てワクワクした様子の子ども達。大人が板を切り、クギを打つ様子をみて刺激されたのか「やってみたい!」と次々に道具を手にしてギコギコ、カンカン、やりはじめました。
 初めてのこぎりに触った男の子、力いっぱいに押して引いてしてみますが、板は切られるのを嫌がるようにあっちに動きこっちに動き、ようやく気付いたように体重をかけた片足で板を抑えると、ギコギコといい音を立てはじめました。こういうの、自分でやってみてはじめてわかることですよね。そして自分で考えて気づいたことは忘れません。
 あまった木片を、木工用ナイフで一心不乱に削る子も。何を作ってるかを聞くと「別に。」この返事は決して「教えない」ってことではありません。本当に「別に」なんです。何かを作る目的で削ってるのではなく、「削ってみること」が目的。後で「見てみて!こんなに細くなった!」と満足そうに見せてくれました。
 お昼頃、みんなでそうめんを食べてから、前回同様ザリガニを探しに行きました。するとまさかの大物が!なんと大きく育ったミドリガメを捕まえました!
 おそらく誰かが飼ってたカメが飼育放棄されて育ったんだろう、と地域のおじさん。小さい子たちは興味しんしんに眺めたり、触ったりして楽しい様子。
 しばらく観察してから、みんなで考えました。「このカメ、どうする?」
 「ここで飼えば?」「元のところに戻してあげたら?」「山に放す。」などなどいろんな意見がでました。その中で「外来種であり元の所には戻せないこと」「山や公園では、カメは生きていけないこと」「場合によっては殺処分しなくてはならいないこと」などを伝えると、子ども達はみんな真剣にカメをどうするかを考えてくれました。
 結局いったんスタッフが預かることにしましたが、その日の活動後、参加した子が連絡をくれ、「家で飼いたい」と引き取ってくれることになりました。帰宅してすぐに家族に相談をして、了解をもらったそうです。


この日も暑かった。プールのそばでみんながのぞき込むのは・・・。

大きなカメ!亀が森公園にやってきたカメ!

なれない手つきで握るのこぎり。使っていくうちに慣れていきます。


すごい集中力で一心不乱に削ってます。

女の子たちが集まって、キャンプで作る料理や何して過ごすか相談中。



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