NO団体名主な企画内容
33 西の湖あそび隊(滋賀県) 「西の湖おはなしあそび 〜西の湖のほとりで秘密基地を作って「葦の家」を体験する〜」
"ヨシを使った秘密基地作りを通じ、建材としてのヨシの一生をなぞる。ヨシ原で家を作り遊び最後は燃やす。生きているヨシ→建材のヨシ→燃料・灰・肥料と利用されてきた循環型の暮らしと、家を作る楽しさを伝える企画。"

速報レポート6 感謝の会とキャンプファイヤー

実施日 9月15日
参加者 子供43名(未就学児~小6)、保護者29名、中高生7名、スタッフ15名、計94名

葦の家づくりのフィナーレは、一生懸命作った家を最後は燃やして感謝する企画でした。
ここでもう一度、葦が利用され、最後は燃やされ、灰までもが利用されてきたことを、実感してもらうことが目的です。

感謝の会はジャンベ奏者の西川修平さんにお願いして音楽と遊ぶ時間を作っていただきました。
安土周辺はジャンベ奏者が多く、マイジャンベを持ち込む参加者もおられ、想い想いに楽器と戯れ自由で心地よい時間が流れていました。

途中、日の入り前にみんなで西の湖の湖畔に並んで静かに夕陽を眺めました。
始めははしゃいでいた子も、湖の向こうに太陽が沈み始めると、だんだん静かになって、大人も子供も穏やかで豊かな時間を感じることができたようです。

2日間、快晴と心地よいそよ風を届けてくれたお天気でしたが、夕方から風が強まり安全を考えてキャンプファイヤーは断念することにしました。
大人も子供も、火を見ることをとても楽しみにしていたので残念がる声が上がりましたが、火の粉が飛ぶ方角に民家が密集していること、2日間お天気に恵まれて夕陽も見られたことも、強い風が吹くことも、どちらも自然が与えてくれることなのでそれを感謝しようねと伝えました。

キャンプファイヤーのない感謝の会となりましたが、ライトアップした家を見ながら、みんなで太鼓を叩いて楽しく終わることができました。

運営側の反省点としては、家を燃やせない時に葦の一生を実感してもらう方法を用意していなかったことです。楽しくて興奮した子供達に言葉で伝えることは難しく、伝えたいことが伝わりきらなかったように思いました。スライドショーなど壁に投影して興味を持ってもらうなど、仕掛けを作っておくべきでした。

小さな怪我や軽い体調不良はあったものの、事故もなく、たくさんの大人と子供に来てもらえて、西の湖と葦の魅力をたっぷり味わってもらえた2日間でした。アンケートをもとにスタッフの反省会を終え、課題も多く確認しました。
まずは10年間、活動を続けていくためにも、この活動が認知され仲間が増えるように精進せねばと想いを共有しました。


完成!!!

ダンボール家具も運び入れます

ごろ~ん きもちいいね~


ジャンベやパーカッションで修平さんと遊ぼう

しずかに夕陽を

家をライトアップ


夕暮れに映える葦の影

暗くなるまで葦とお天気といろんなものにありがと~



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速報レポート6 感謝の会とキャンプファイヤー

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