NO団体名主な企画内容
44 (株)今治.夢スポーツ しまなみ野外学校(愛媛県) 「~シーカヤックで瀬戸内海の海を渡り無人島を目指す~ 第4回『島の冒険キャンプ8泊9日』」
最小限の道具で暮らす技と暮らしを学んだら、シーカヤックに詰めるだけの荷物を積み込んで仲間と共に無人島を目指す。“冒険する・チャレンジする・体験する”を通じて、当たり前の豊かさの根っこを探すプログラム。

速報レポート2 島の冒険キャンプ8泊9日(2)

日程:8/1〜9
参加総数:15名
     小4:7名 小5:3名 小6:3名 中1:2名
     今治:10名/西条:1名/松山:1名/愛知:1名/兵庫:1名/埼玉:1名
     男子:8名/女子:7名
     ボランチィアスタッフ1名(今治北高1年女子)
日程

 8/3 11:00ごろ 桜井港より比岐島へ漁船にて
  ・比岐島にてキャンプ

《3日目》
島に渡る朝は、なかなか慌ただしい。
ベースを撤収して、全ての資機材を船に積み込み島に渡る。島に渡れば、島で新たな拠点を作るわけで、もしかしたら9日間の中で、1番慌ただしい1日となるわけで。
島に着けば、目の前の海に心は奪われ、テントを建てたり、拠点を作ったりの作業に、気持ちが入らない。
そうは言っても、拠点の大切さを、この3日間で気付いているので、何とかそれなりに、コトは進むも…やっぱり海に入りたい。。。
ちょこっと、ここらで理由を付けまして海時間だよーと伝えると、アレよアレよと作業が順調に進みました。笑
海の力は偉大です。思い思いに浮いたり覗いて見たり、砂を掘ったり。。。嬉しいなっ。
今は、今朝まで習得した野外技術なんかをくしして、ロスの無いご飯作りに取り掛かり始めました。
ぼちぼち疲れが出て来たのか、慣れて来たのが、小さなイザコザが、見え隠れし始めました。3日目となると、1人1人素の自分が出て来るものですので、ここは焦らずにかなっと。
そうは言っても各班の釜戸から、ゆっくりと煙りが上り始めました。











《4日目》
習慣と執着と言う見えない壁・・・
私の〇〇勝手に使わないで!
何にもやってない人の言う事なんか聞けるわけ無いじゃない!
なんで何も言わないの?
もっと協力してよ!
こうしたらいいんじゃない?
理屈ばっか言わないで少しは動いてよ!
オレの飯が不味いなら、もうオレは作らない!…etc
疲れと暑さ、不便さ故に、思い通り行かない。
見ず知らずの仲間たちと、小さな暮らしを作ろうと必死になるものの、今までの暮らしや経験があまり役に立たない…。
くちびるを噛みしめる。。。
大粒の涙が流れる。。。
感情は込み上げるが、どうしていいかわからない。。。
1回目の班の崩壊の危機に直面した夜。
昨夜の私の日記の後に、子どもたちは、互い思いとたけをぶつけ合う。
旅を続ける為に、今僕たちは何を大切にして行かなくてはならないか。
小さな焚き火を囲んで話し合いは続く。
おぢちゃんは、焚き火を囲む輪の外で、そっと見守っているからね。
ここは安心して思いのたけをぶつけ合っていいところなんだよ。
まずは、溜め込むコト無く、思いのたけを出してごらん。僕たちは、今、新しい暮らしを作り上げているところなんだよ…。そんな事を思いながら、満月に程近い大きな月を見つめながら、明日も、デコボコしながら、一歩でも無人島へ近づくコトが出来る様に、見守ってるよ。ここはとっても不便なところだけれど、自由なところなんだよ。














速報レポート1 島の冒険キャンプ8泊9日(1)
速報レポート2 島の冒険キャンプ8泊9日(2)
速報レポート3 島の冒険キャンプ8泊9日(3)
速報レポート4 島の冒険キャンプ8泊9日(4)
速報レポート5 島の冒険キャンプ8泊9日(5)

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