NO団体名主な企画内容
44 (株)今治.夢スポーツ しまなみ野外学校(愛媛県) 「~シーカヤックで瀬戸内海の海を渡り無人島を目指す~ 第4回『島の冒険キャンプ8泊9日』」
最小限の道具で暮らす技と暮らしを学んだら、シーカヤックに詰めるだけの荷物を積み込んで仲間と共に無人島を目指す。“冒険する・チャレンジする・体験する”を通じて、当たり前の豊かさの根っこを探すプログラム。

速報レポート4 島の冒険キャンプ8泊9日(4)

日程:8/1〜9
参加総数:15名
     小4:7名 小5:3名 小6:3名 中1:2名
     今治:10名/西条:1名/松山:1名/愛知:1名/兵庫:1名/埼玉:1名
     男子:8名/女子:7名
     ボランチィアスタッフ1名(今治北高1年女子)
日程

 8/6 12:00ごろ 比岐島より平市島へシーカヤックにて
  ・平市島にてキャンプ

《6日目》
風はちょいと吹くだろうけれど、天気は上々の出発日和。
朝ご飯の煙りが立ち昇る頃から、テントをたたんで、給水して、資機材をまとめてと、のんびりなんかしてられない。
まだまだマイペースは、続きながらも、何となくだけれど、互いに気遣いつつパッキングが進む。
潮の止まりを待っての出発前のギリギリに、やるべき事をやらずに、がってんに大目玉…。
「自然は消して人にだけ合わせてくれないんだよ。自然は自然に動いてる。皆んなで生きて元気に島に渡りたいなら、人が自然に合わせて動かなきゃいけない。一瞬たりとも甘く見ると、辿り着けないどころか生死に関わるんだよ」
甘く見るなと大目玉。。。
そして、少しの遅れと甘さがこの後、飛んでも無い時間を海の上で過ごすことに…なる
出港して3分…疲れた〜休みたい〜。
5分後…もっとしっかり漕いでよ!
水飲みたいー。足が疲れたー。
10分後…航海士どっち〜。
幸い天候が安定しているので、おぢちゃんは、そんな光景は、ほっておく事に。
さんざん地球は動いてる、海は1秒たりとも止まってはいないと言い続けているが、そんな事はお構い無しに、自分の勝手な都合で隊を止める。。。
ゴール予定時間を過ぎても、海道半ばも来ておらず、ご自分都合でが続くなか、1人づつ静かに力尽きて行く。
スタッフが引っ張っていって、気付かせてあげればいいでは無いかと思うかも知れないが、それはしない。
子どもたちに事ある事に「おぢちゃんは、君たちの親でもなく、先生でも無い。共に旅をする、今を生きる同士なんだよ。道は自分たちで切り開けと!」
安全と判断し、出港したら、行くか戻るかしか道は無い。
時に天気がよくて、安心していられる天候は人を油断させる。。。
ゴール予定時間を1時間過ぎ、2時間過ぎ、潮の流れも速くなり始め、いよいよ追い詰められた航海士は、皆んなの態度に激怒となる…。
それでも何とか無人島に到着出来たのは、小さな子たちの頑張りが有ったからだと思います。
今夜も、しっかり話し合ってみようと思います。
















《7日目》
「無人島最後の夜」
デコボコといろいろ有ったけど、島での暮らしもいよいよ残すところ明日で最後です。
今日は、朝からフリーの日なので、想い想いの島遊び。
朝日を待って漁に出かけるチームや、砂浜にお絵描きする子など、朝食前から全開遊び♪
昨夜は、子どもたちの抱えてる思いの丈を各班事にシェアし合えたからなのか、笑顔の絶えない島時間でした。
寄せては返す波、夏を生きる蝉の声、時折り跳ねる魚達を、短い時間でしたが、日常的に暮らしに取り込めてる、瀬戸内の島々は、人のココロを開いてくれるんだなぁ…。あらためて素敵だなって思いました。太陽が東から昇り、蝉が鳴き、鳥が飛びかい、サカナたちが跳ねる。人は決して自然から離れては、暮らせ無い事を、どこかで感じてくれた事と思います。太陽の傾きや風の動きなどを、時計と言う時の刻みで覚えいた時間もいつしか、日陰の長さで夕食の準備に気付く様になりました。
今日は、残った食材で各班一品料理を持ち寄っての無人島パーティーを開催します♪
もちろん、おぢちゃんも残り食材で腕を振るう予定です!
なので今夜は短いですが、これで終わりにして、無人島での子どもたちとの時間に、めいいっぱい使いたいと思います。
明日は最大の難関、四国までの横断が待ち受けいます。よきチャレンジになりますように♪











速報レポート1 島の冒険キャンプ8泊9日(1)
速報レポート2 島の冒険キャンプ8泊9日(2)
速報レポート3 島の冒険キャンプ8泊9日(3)
速報レポート4 島の冒険キャンプ8泊9日(4)
速報レポート5 島の冒険キャンプ8泊9日(5)

プログラム検索に戻る