
NO | 団体名 | 主な企画内容
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47 |
水俣市立久木野小学校(熊本県) |
「先輩に教わり、育てて、おいしくいただこう。故郷には自然の恵みがいっぱいだ!おいでよ、久木野へ。」 故郷の自然の恵みを「育て」「味わう」ことを地域の方々から学び、次に子どもたちのアイデアで何かを「生み出し、商品化する」ことを通して、地域の魅力を広く発信したい。高齢化が進む山間地を小学生の力で元気に盛り上げる企画。 |
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速報レポート3 「小刀・肥後守(ひごのかみ)で作った竹細工で遊ぼう・食べよう!」
実施日 令和2年(2020年)9月11日(金)12日(土)
参加者 11日(金)小学生16名、教職員6名、指導者2名、保護者2名
12日(土)小学生16名、教職員7名、指導者2名、保護者12名、
幼児1名、地域の方々3名
活動詳細
(1)小刀・肥後守(ひごのかみ)を使って
8月に学校で予定していた「親子キャンプ」はコロナ禍で直前に中止となりましたが、そのリベンジを、と9月・10月の2回に分けて予定しました。
今月は「竹」の体験です。「愛林の里」と呼ばれる久木野地区には「竹」がたくさんあり、昔から生活に役立てていました。そこで、70歳以上の男性なら子どもの頃、誰でも持っていた「小刀・肥後守(ひごのかみ)」を使って、「竹竿・竹串・竹箸」づくりにチャレンジしました。
関東から水俣に来て竹細工を学び、竹細工職人として20年以上となる井上さんご夫妻に来ていただき、まず、竹についてのお話を聞きました。竹製品は修理も比較的簡単にでき、大事に使えば長く使えるのも特徴で、今も使われている80年前に作られた竹製品も見せていただきました。
安藤財団からいただいた助成金で「小刀・肥後守(ひごのかみ)」を購入しました。子どもたちは見るのはもちろん使うのも初めてでしたが、井上さんご夫妻の指導を受けながら、真剣に取り組みました。
ちょっぴり痛い思いもしながら、なた・竹のこ・肥後守などを使って、「竹竿・竹串・竹箸」を作り上げました。
明日はこれら自作の竹細工を使っての活動です。
(2)ニジマス獲ったぞ! 自分たちで捌いて、焼いて、いただきました!
山に囲まれた久木野小は、きれいな湧き水を使ったプールがあります。プールができる前の子どもたちは山あいにある川で魚を獲ったり、潜ったりして遊んでいました。
「じいちゃんたちが遊んでいた川で魚を釣ろう・魚を獲ろう」と、計4回の下見と草払いをしていたのですが、夜半からの雨で増水し、川遊びは延期の判断をしました。

小学校から徒歩10分。今回予定していた釣り場。

密にならぬよう上下2か所を確保していました。
そこで活動の場所を学校に切り替え、こちらも密にならぬよう2グループに分かれ、
①ニジマス手づかみ→自分たちで捌いて、昨日作った竹串に刺して焼く。
②米をとぎ、竹筒でご飯を炊く。
の活動を交互に行いました。チキンラーメンを入れた竹ご飯も大好評でした。
なんとニジマスは、久木野小が「トムソーヤ—スクール企画コンテスト」実施校になったことを知った地元の「寒川水源亭」から提供していただき、ニジマスの捌き方も教わりました。アウトドアの講師・杉本さん共々、ご指導ありがとうございました。

寒川水源亭と寒川水源
全国の皆さん、全校児童十六人の久木野小に遊びに来てください。山村留学生も募集しています。
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