NO | 団体名 | 主な企画内容
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47 |
水俣市立久木野小学校(熊本県) |
「先輩に教わり、育てて、おいしくいただこう。故郷には自然の恵みがいっぱいだ!おいでよ、久木野へ。」 故郷の自然の恵みを「育て」「味わう」ことを地域の方々から学び、次に子どもたちのアイデアで何かを「生み出し、商品化する」ことを通して、地域の魅力を広く発信したい。高齢化が進む山間地を小学生の力で元気に盛り上げる企画。 |
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速報レポート4
実施日 令和2年(2020年)9月24日(金)
※栗拾い18日(金)も収録
参加者 24日(金)小学生16名、教職員7名、指導者1名、
ALT等3名、保護者1名
18日(金)小学生6名(1・2年生)、教職員2名、
指導者1名、地域の方々2名
活動内容
「棚田で収穫だ!」
活動詳細
(1)日本棚田百選の田んぼの紹介
久木野の山あいの斜面に先人が営々と築いてきた「棚田」。コロナ禍の今年はできませんでしたが、例年なら日本棚田百選である久木野の棚田では5月の田植え前に「棚田の灯り」というすてきなイベントがあります。
水を張った棚田のあぜ道に約2000本の灯りをともすと、夜のとばりが下りるとともにそれはそれは幻想的な空間が広がるのです。久木野の子どもたちは、そこで郷土芸能を披露するのです。
(2)2回の草取りを経て、いよいよ稲刈り
春先はコロナ禍による休校が続いたため、田植えはできなかったのですが、6月から2回、田の草取りをしてきました。
まず、加々(かが)尾(お)さんから刈り方を教わったあと、軍手を身に着け、稲刈り用の鎌を持ち、1年生は初めての稲刈りとなりました。上級生になるにつれ、稲刈りも上手になります。
雨で一日延期になったことが幸いして、ちょうどALT来校日と重なったため、リン先生とアシュリーさんご夫婦も参加しました。稲刈りは初めての体験だったそうです。
(3)棚田米をおいしくする工夫
棚田米は久木野小学校校歌にも出てくる大関山の湧水を利用しているため、とてもおいしいのですが、今回、加々尾さんは先に葉を残した長い笹竹を持って来ておられました。機械乾燥でなく天日干しをすることで手間はかかりますがさらにおいしくなります。天日干し前にこの笹竹で稲穂の朝露を払って稲を刈り、少しでも早く乾燥をさせるための先人の工夫とのことでした。
(4)なんとコンバインの乗車も
最後に加々尾さんからスペシャルプレゼントがありました。それは一人一人がトラクターの乗車体験です。16人全員が高い席から黄金色の田を眺めることができました。
コンバインはいい眺め
収獲を終えて ~早く新米食べたいな~
今回の収穫米は、本校の「トムソーヤースクール企画コンテスト」の最終企画である10月23日予定の「みんなで収穫した作物を使って、久木野に伝わる味を教わろう」に使います。
活動内容・番外
「栗拾いに行ったよ!」
9月18日(金)、1・2年生の6人は学校応援団の森山さんから案内があり、栗拾いに行きました。今年の栗は豊作で、柿は裏年であまり実っていないとのこと。
森山さんから、栗のイガ(とげ)から中の栗の取り方を教わり、早速、栗拾いのスタートです。はじめは軍手を通してイガが手に当たっていたのですが、おきばさみ(火ばさみ)と長靴をうまく使って、栗を上手に拾えるようになりました。
栗拾いの後には、数少ない柿もいただき、皮ごと食べました。
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速報レポート4
速報レポート5 トム・ソーヤーありがとう、校長が最終回の執筆者を務めます(*^o^*)
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