速報レポート５　「田植えに挑戦」

　５年生では、社会科の農業の学習と関連させて、総合的な学習の時間に「田んぼの学習」をします。講師の高田先生の水田をお借りして体験活動を行っています。今日は実習第１弾、「田植えに挑戦」です。講師には高田先生と、地域で農業と林業に携わられている石田先生をお願いしました。
　はじめに高田先生から苗のつかみ方や植える深さなどについて教えてもらい、石田先生に実際に植え方を見せていただきました。苗を少しずつ分けてもらい、畦に並んで、いよいよ田んぼに入ります。ほんの少し、家で田植えを手伝った子もいましたが、慣れない泥の感触に悲鳴に近い声も。途中、サンダルの鼻緒が切れたり、ヒルに血を吸われたりと、アクシデントも続出でしたが、予定されていた面積をみんなでしっかりと植えきることができました。
　田根地区では、豊富な水量と適した土質で、良質のお米がとれます。近年は農業従事者が減り、休耕田も増えつつある中で、この「田んぼの学習」を通して地域の米作りの良さを再認識し、受け継いでいってくれる子たちが育つことを期待しています。

まずは高田先生から苗の持ち方を教わります。

石田先生の実演です。

それぞれ苗をもって、畦に整列。

いよいよ、田んぼに入って田植え開始

一人でたくさん植えた子も

途中サンダルの鼻緒が切れるアクシデント

• 最初は植えるのがむずかしかったけど、なれてくると上手にできました。苗は３．４本くらいで植えることがわかりました。
• 簡単だと思っていたら、入った時に「ずぼっ」とはまって、ぜんぜんぬけませんでした。がんばって赤いひものところまでいったので、また植えたのをふまないように引き返しました。
• 田んぼはやわらかくて、足がぬけなくなりそうで、こけるかと思いました。だけど、昔の人は今の私みたいに大変な思いをしていたんだなと、心から思いました。
• 田んぼの中に入ったとき、石がゴロゴロあって少し痛かったです。昔の人はこの痛さにたえて田植えをしているので、感激しました。担当の先生方が教えてくれたので、なんとかできました。

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