速報レポート２　それぞれの目標

6月の水辺活動と一転して今回は山。
支笏湖北側に位置する「イチャンコッペ山（828ｍ）」の785ピークという場所まで上ります。

かのあアウトドアクラブでは、子どもたちの成長にとって必要な「経験の積み重ね」を実施するためには「社会の理解」が必要だと考えており「地域共働」「教育共働」「官民共働」という３つの仕組みを導入しています。

その仕組みの中で「官民協働」として位置づけられる「環境省」の職員の方に今回の活動にご協力いただきました。
一緒に登山をする中で子どもたちへの経験の積み重ねの手助けや、異年齢コミュニケーション、社会には様々な仕事があるという多様性等を感じていただけた気がしています。

活動では斜度がきつい岩場も多く、砂地で滑りやすいところはロープを張ったり臨機応変な対応を行いながら進みました。

大多数から聞こえてくるのは
「まだ？」
「あと何分？」
「どのくらいまで来た？」
「疲れた。」
「折り返していい？」

そんな言葉のオンパレード。
しかしそこは想定内(笑)

そうだよね～と言いながら目標地点まで頑張っていきます。
登り約2時間。みんな汗だくになりながらとても頑張りました！！

目標地点まで行くとやっぱりみんな嬉しそう。楽しそう！！

美味しそう！！

時間の関係があり、数名は目的地まで来ることはできませんでした。
体力が持たなかった人や、「登るぞ！」というギアが入るまで時間がかかり結果目的地までたどり着けなかった人などそれぞれ思うところがあったようですが、私たちとしてはそれも学びの積み重ねであると考えており、目的地まで行くことだけが目的ではなく、子ども達それぞれの思いを聞き、受け止めてあげることが大切なのだと思っています。

下山後は予想通りグッタリ・・・。

解散後保護者から「楽しかったと言っています」などというメッセージが送られてくるのをニヤニヤしながら眺めるスタッフチーム。

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