速報レポート4 主体的で体験的な気付き活動日:2022年9月4日(日曜日)
活動内容
活動場所:支笏湖温泉街、TAKIBICフィールド 参加人数:高学年チーム18名 低学年チーム11名 私たちのメインフィールドは「支笏洞爺国立公園」内にあり、周囲は国有林野に覆われています。私たちはこの土地の一部をお借りし、こども達が活動できる「TAKIBICフィールド」を開設しました。9月は、そんなTAKIBICフィールドで活動。こどもたちにとっては5月ぶりのフィールドであり、かなり楽しみにしていたようです!(TAKIBICは、焚き火とピクニックを組み合わせた造語です) 今回は活動前にも子どもたちのお楽しみポイントがありました。それは行動食。千歳に工場を持つ企業よりご提供いただいたものを、活動中の行動食として携行できるよう、食べる分だけボトルに詰めてから出発しました。 また今回は事前に自由にクラフトができるように準備をしていることを伝え、TAKIBICフィールドまで、クラフト用の自然物を探して寄り道しながら進みます。 道中、カエルやカナヘビに遭遇。生き物大好きチームは夢中です。前回カヌーをした水辺を橋の上から眺めたり、シーグラスや流木がまるで宝物のように探せる湖畔を歩いたり。 湖畔の雰囲気は前回の荒波とは違い、穏やかな様子。水辺に行ったら「お約束」の水遊び(笑)水があれば入る!というこども達です。 ですが今日の目的はTAKIBICフィールド。目的地まで歩いて向かいました。 このTAKIBICフィールドは、「自分の身は自分で守る」の原則はありますが、思い思いに過ごせる場所です。 走り回って遊ぶ子もいれば、 ひとりハンモックに揺られている子、 仲間と談笑する子、 スリルあるブランコに挑戦する子、 そしてクラフトに集中する子。 のびのびと過ごせることが、人気の理由。 ただ、活動の中で、私達ガイドがこどもたちにいつも伝えていることは ・自然を大切にする ということ。 ルールは、危険や不和があった場合、こども達の気付きや経験の中から生まれてくるものと考えています。 今回、こんなことがありました。 活動後には、振り返り。こども自身の言葉で体験を共有し、全体の気付きへ。 火のついた棒を取り出す行為はたびたび起こり、そのたびにガイドは注意を伝えていましたが、大人が指摘し止めさせることと、実体験により学んで止められることとでは、大きな違いがあります。 私達は、参加者が体験から学び、気付きを獲得し、その経験を積み重ねていける環境を創り出しています。 速報レポート1 経験を積み重ねて 速報レポート2 それぞれの目標 速報レポート3 正しく畏れる 速報レポート4 主体的で体験的な気付き 速報レポート5 自然を感じ、自然を敬う プログラム検索に戻る |