NO団体名主な企画内容
33 京都市立大淀中学校 家庭科部(京都府) 「徹底追跡!飲み水はどこから?使った水はどこへ?~水循環から考えよう!私たちの暮らしと世界の水問題~」
水処理施設見学での知識を活用し、水循環の絵本・すごろくを製作。授業活用や小学校への贈呈で意欲を高めたい。水質検査を通して生活(食)に不可欠なもの「水」の水質保全のために何ができるのかを地球規模で考え、広めたい。

速報レポート1 お茶の歴史とお茶ができるまでの学習

日時   7月29日(金) 9:30~13:30
場所   茶づな(お茶と宇治のまち歴史公園)
参加人数 1年生2名 2年生3名 3年生1名 教職員2名
活動内容

①お茶の歴史の学習をしました。
 ・宇治茶は日本のお茶の始まりの地(鎌倉時代)であり、今日本で飲まれている「煎茶」「玉露」の発祥地であること知りました。
 ・「煎茶」は摘んだお茶を蒸し、揉みながら乾燥させて仕上げる製法で、乾燥させる前に揉む工程を加えることで味や香り、色が格段に良くなる。
 ・「玉露」は茶葉の収穫直前に日光を遮って栽培をする覆下栽培で作られてるお茶で、茶葉のうまみの元であるテアニンを増加させ、渋みのカテキンの生成を抑える効果があるそうです。うま味や甘味が強く独特な香りがします。
②お茶と水の関係でお茶のおいしさが変わり、水の重要性を実感しました。
 ・お茶をおいしく入れるには水のおいしさも大切です。水にすくまれる臭いや味によって、繊細な日本茶の風味が損なわれてしまうことがあります。
  そのため日本茶の香りや味を邪魔しない軟水の水が良いとされます。
 ・煎茶の場合は、渋みを抑えてうま味成分を引き出すため70~80度で、うまみ成分を引き出したい玉露は50度程度の低温でじっくりと、逆に香りが特徴の玄米茶・ほうじ茶・紅茶は100度の熱湯を使用して、香りや渋味の成分を引き出すそうです。
③「抹茶」ができるまでを学習しました。
 ・日光を遮って栽培し、揉まずに乾燥し、製品にしたものを「碾茶(てんちゃ)」といい、この碾茶が石臼で粉砕されて「抹茶」として流通します。
 ・抹茶は粉にした茶葉をまるごと摂取するため、茶葉に含まれている栄養素をすべて取り入れることができます。


石臼で碾茶が抹茶に変身

抹茶が出てきてびっくり!!

自分で挽いた抹茶を点てる様子


抹茶をいただきます



速報レポート1 お茶の歴史とお茶ができるまでの学習
速報レポート2 大阪市下水道科学館での水の循環の学習
速報レポート3 上下水道の絵本・かるた

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