NO団体名主な企画内容
16 上越教育大学附属小学校(新潟県) 「創造活動「名家の守人」」
上越市の名家にかかわることを通して、当主や地域の人などの思いをとらえたり、名家が地域に存在する価値を見つめたりしながら、歴史や文化、人とのつながりについて考えていく活動。

速報レポート1 「上越名家」の「夏の一斉公開」に向けて

活動日 :7月21日(木)
活動場所:上越教育大学附属小学校
参加人数:児童34名、教職員1名
これまでの活動概要

 新潟県上越市には、100年以上にわたって受け継がれてきた4つの旧家である「上越名家」が存在しています。本活動では、「上越名家」(林富永邸、瀧本邸、白田邸、保阪邸)や当主などとのかかわりに焦点を当てています。これまで、子どもは、4月12日(火)に林富永邸、4月25日(月)に瀧本邸、5月26日(木)に白田邸、6月20日(月)に保阪邸を訪れました。そして、4邸の当主とかかわり、「上越名家」が国登録有形文化財や上越市指定文化財に認定された歴史的価値の高い建造物であることや、庭に生えている苔や樹木などを整備して大切にしてきていることなど、名家を受け継ぐ当主の誇りや思いをとらえてきました。


林富永邸(上越市三和区)

瀧本邸(上越市頸城区)

白田邸(上越市頸城区)


保阪邸(上越市戸野目)

 7月31日(日)に行われる「夏の一斉公開」に向けて、子どもはこれまでの「上越名家」や当主とのかかわりを振り返り、自分や自分たちにできることを考えていきました。まず、子どもは、チームにわかれて「上越名家」の魅力が伝わるにはどうすればよいのかアイデアを出しあいました。


ホワイトボードを使ってチームで相談

 子どもは、「名家の庭を再現した苔玉・苔テラリウムの紹介」、「日本画の紹介」、「発酵スイーツの紹介」、「竹とうろう紹介&しおりプレゼント」、「名家に関する新聞・パンフレット・チラシの配布」、「プラ板&スクラッチアートのプレゼント」、「名家を動画で紹介」などのアイデアを考え準備を進めました。


名家に飾られていた竹とうろうをつくる

名家を動画で紹介

名家の家紋が入ったしおり


名家の庭を再現した苔テラリウム

子どもの作文シート

「7月31日に上越名家の一斉公開があります。ぼくは、名家ごとのチラシの林富永邸バージョンをつくりました。このチラシに、林富永邸の魅力だと思われる部分の何個かを書きました。これで名家に興味をもっていただけるとうれしいです。林富永邸に来る人が増えるといいと思います。1学期は、上越名家というものを何も知らない状態から、上越名家を全てめぐり、名家の魅力や歴史などをある程度知れたかなと思います。2学期や3学期では、もっと上越名家に関わることができたらいいと思います。」

「友達の竹とうろうや自分たちでつくった竹とうろうを展示することにしました。しおりは、ほしい人だけもらうということに決めました。一斉公開が1日しかないけれど、こういう事をしてもっと名家を知ってもらえればいいなと思いました。(中略)夏休み中ですが、夏の一斉公開に向けていろんな作品をつくったので、ぜひ瀧本邸に来てくれた人に見てもらいたいなと思います。私も、夏の一斉公開では、いろんな名家を行きながら、瀧本邸にも行きたいです。」



速報レポート1 「上越名家」の「夏の一斉公開」に向けて
速報レポート2 「上越名家」の「夏の一斉公開」
速報レポート3 フィリップス邸でフィリップスさんとかかわる
速報レポート4 上越教育大学の光永先生から発酵について学ぶパート①

■別年度のレポート
2023年度 創造活動「できたてキッチン」 実施レポート

プログラム検索に戻る