NO団体名主な企画内容
45 筑後川まるごと博物館運営委員会(福岡県) 「今までの活動の成果「高良川の昆虫と植物図鑑」を活用した自然体験活動「高良川子ども昆虫探検隊」」
過去10年の活動で作り上げた高良川の昆虫と植物図鑑を活用しながら、自然やそこに暮らす昆虫などの生き物の生態を観察。そして、自然環境を守ることの大切さを学ぶと同時に自分の興味を深め、人に伝える力を養うことを目的とする。

速報レポート2 クヌギの林で昆虫をさがそう

活動日: 2023年7月30日(日)
活動場所:筑後川防災施設くるめウス および筑後川・高良川の合流部河川敷
参加人数: 小学生3人 / 大人4人 / 指導者2人 / 合計9人
活動内容

筑後川と支流高良川の合流部の自然ゆたかな場所で、一般公募で集まった子供たちと昆虫採集で自然と親しみました。

日中の暑さを避けるため午前中の活動でした。オリジナルの「高良川の昆虫と植物図鑑」を、参加者全員に配布して、この活動の教科書としました。この図鑑はこの活動での昆虫採集には便利な図鑑です。始めに、野外活動をするにあたって、子どもたちの安全に配慮した注意事項を伝えました。


注意事項を伝える

チョウやトンボなどの昆虫採集に欠かせない三角紙を、自分たちで作りました。チョウやトンボなどを捕まえたら
三角紙に入れると、羽が痛みません。子どもたちは熱心に取り組んでいました。


三角紙を各自作る

準備ができたら屋外に出て、みんなで集合写真を撮って昆虫探しにスタートです。


野外活動のスタートです

午前中でも暑い中、日なたを避けてクヌギの林の中で、昆虫を探しました。


クヌギの林で昆虫さがし

子どもたちは昆虫探しに夢中です。網をふるってチョウやトンボを追いかけると1本のクヌギの木に釘付けに。


昆虫の集合場所を発見!

クヌギの木の蜜が出るところに、ゴマダラチョウやシロテンハナムグリが集まっているところがありました。子供達は大騒ぎです。ここが昆虫たちの食堂です。


ゴマダラチョウが集結

この林ではトンボもつかまえました。ハグロトンボやウスバキトンボを手に取って、子どもたちは得意満面の笑顔でした。


トンボを手に取って笑顔

館内に戻って、捕まえた昆虫を図鑑で名前を調べ同定ました。


トンボの図鑑で調べる

セミの抜け殻は、セミの種類で違いが分かります。図鑑で調べて名前を見つけました。


このセミはなんだろう

最後に、1人づつ、今日見つけた昆虫を発表ました。今日は、全部で33種の昆虫を見つけました。


今日見つけた昆虫を書きだす

子どもたちの感想

  • たくさん昆虫がいて、名前を自分でさがせたのが良かった。
  • 昆虫のいろいろな説明が聞けて良かった。
  • 昆虫が好きな友達ができてとても楽しかった。
  • 詳しい説明がみんなと聞けて良かった。



速報レポート1 図鑑を手に昆虫をさがしにいこう
速報レポート2 クヌギの林で昆虫をさがそう
速報レポート3 見つけた昆虫の名前を調べる
速報レポート4 見つけた昆虫の名前をみんなの前で発表する

■別年度のレポート
2024年度 今までの活動の成果「高良川(こうらがわ)の昆虫と植物図鑑」を活用した自然体験活動「高良川子ども昆虫探検隊」 実施レポート

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