NO | 団体名 | 主な企画内容
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50 |
延岡(のべおか)市立上南方小中学校(宮崎県) |
「Nature to Kamiminamikata ~上南方につながる自然満喫体験~ 「自分発⇒友だち経由⇒自分着」の学び」 様々な体験活動から延岡の海について知り、海の恩恵・恵みを知り、海との関わりについて学ぶ。優れた自然の中で、仲間とともに活動することで芽生えた絆を通して、豊かな心や自己肯定感を身につけ、課題解決する力を育む。 |
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速報レポート2 「海の恩恵を知る」~延岡の海について学ぶ、干潟の役割を学ぶ、潮干狩り体験~
活動日: 2024年5月22日(水)
活動場所: 宮崎県延岡市赤水町宮崎大学農学部延岡フィールド
宮崎県延岡市土々呂妙見(ととろみょうけん)干潟
参加人数: 小学生19人 / 大人7人 / 指導者3人 / 合計29人
活動内容
延岡市の妙見干潟(みょうけんひがた)で「宮崎の海の恩恵を学ぼう」をテーマに小学部の6年生 19人が干潟に住む生き物たちと触れ合った。
まず、赤水町の宮崎大学農学部延岡フィールドで座学。同学部海洋生物環境学科の村瀬敦宜准教授と博士課程1年の阪本竜也さん、「さかな芸人ハットリさん」こと服部伊吹さんが講師となり、干潟の役割や干潟に住む生き物について分かりやすく解説した。
このうち村瀬准教授と阪本さんは、干潟について「川の軽い水と海の重たい水が出会い、ぶつかる場所。川の汚れは泥や砂とともに 干潟に沈み、きれいな水となって海に流れて行く」と紹介。
その上で、川の汚れはそのまま、干潟に生息する植物プランクトンやバクテリアの栄養となり、その植物プランクトンらは多様な海生生物の餌になる」「(干潟は)海をきれいにするフィルターとしての役割と、魚介類を育てる役割も担っている」と話した。
また、こうした干潟が近年、都市開発などで世界的に減少傾向にあることも指摘。干潟を埋め立てたことにより、海中から酸素がなくなる「青潮」と呼ばれる現象も問題になっているとして、「干潟が環境にもたらす恩恵を世界中にアピールしていかなければならない」と訴えた。
一方、さかな芸人のハットリさんは干潟に住む 代表的な魚「ハゼ」について軽快なトークを交えながら楽しく解説。日本一小さい「ゴマハゼ」炎のような体形をした「ホムラハゼ」など約2千種類のハゼの多様な生態系についてクイズを出題し、正解した児童にはその場で希望する魚のイラストを描いてプレゼントしてくださった。
座学を終えると、子どもたちはサンダルなどに履き替えて、県内随一の広さを誇る妙見干潟に向かい、熊手で泥を掘り起こし、干潟の生き物たちを観察した。
アサリやハマグリ などの貝類、魚食性を持つウロハゼ、クルマエビなど、多様な生き物たちに児童らは大興奮。 掘った貝類はそのまま持ち帰り、家庭で食べた。
子どもたちの感想
- 「干潟の生き物は思っていたよりも多くてびっくりした。捕った貝は茹でて食べたい。」と笑顔。Hさん(11)
- 「干潟が、海の生き物たちにたくさん良い影響を与えていることを、今日初めて知った。延岡の海を守っていくために、今回学んだことをいろんな人たちに知らせていくことが大切だと思った。」Kさん(11)
- 「干潟は、川から流れてきた水と一緒に流れてきた不要なものが沈んで水がきれいになることや、そこに住んでいる生物が有機物を食べて育つので、高い生産力をもっているIさん(11)
速報レポート1 「宮崎の海を知る」~環境グラデーション学習、保水実験、海・山・川のつながりを学ぶ~
速報レポート2 「海の恩恵を知る」~延岡の海について学ぶ、干潟の役割を学ぶ、潮干狩り体験~
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速報レポート4 「海との関わりかた」~海を守るためには(海洋ごみ問題)『海の落語』~
速報レポート5 「リバーカヤック体験」~体験活動を通して、ふるさと延岡の自然を大切に想う心を育む~
速報レポート6 「自然体験(交流学習含)」~海辺の生き物探索、ビーチクリーン、地引網体験等~
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