NO団体名主な企画内容
50 延岡(のべおか)市立上南方小中学校(宮崎県) 「Nature to Kamiminamikata ~上南方につながる自然満喫体験~ 「自分発⇒友だち経由⇒自分着」の学び」
様々な体験活動から延岡の海について知り、海の恩恵・恵みを知り、海との関わりについて学ぶ。優れた自然の中で、仲間とともに活動することで芽生えた絆を通して、豊かな心や自己肯定感を身につけ、課題解決する力を育む。

速報レポート3 「海の恵みを知る」~延岡の海産物について学ぶ、稚魚の放流体験&魚の加工場見学~

活動日: 2024年6月5日(木)
活動場所: 一般財団法人宮崎県水産振興協会(宮崎県延岡市熊野江町2453-11)
高木水産加工場(宮崎県延岡市熊野江町2450)
参加人数: 小学生19人 / 大人7人 / 指導者6人 / 合計32人
活動内容

 6月5日の学習テーマは「海の恵みを知る」でした。まず延岡市熊野江にある県水産振興協会の谷口さんが「宮崎は海の幸に恵まれた地域だが、漁獲量が減ってきている」と県内の生産量の現状を説明。児童たちは協会で取り組んでいる養殖漁業の技術開発や研究の大切さを学んだ。



 続いて、延岡の海でとれた新鮮な魚を加工販売する高木商店で、イワシを煮てから乾燥させて作る“煮干し”の製造工程を見学。







 出来上がった直後のカツオ節の試食もあり、児童たちは香りの鮮明さに驚いていた。



 学習のまとめでは 県水産振興協会が育てたヒラメの稚魚の放流を体験。児童たちは「大きくなって帰ってきてね」と声をかけながら優しく海に放った。





 水産業について理解が深まった子どもたち。家庭の食卓に海の幸が上がった時は今回の学習を思い出してほしいなと思った。

子どもたちの感想

  • 「小さいヒラメを海に帰したので、元気に育って欲しい。海の生き物たちが大きく育つために、ゴミなどをすてずに海の環境を守りたい。山と海と川を大切にしていきたい。」Tさん(11)
  • 「小さなヒラメがたくさんバケツに入っていた。とても元気が良く、パタパタと泳いでいた。海をきれいにしないと魚が元気よく泳げないということが分かった。」Kさん(12)
  • 「マダイやアジのオスとメスなど、違いについて学習した。その後に、にぼしや魚を分別して、くんせいにするところを見学した。できたてのカツオブシを食べてみたらとてもおいしかった。」Kさん(11)



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速報レポート3 「海の恵みを知る」~延岡の海産物について学ぶ、稚魚の放流体験&魚の加工場見学~
速報レポート4 「海との関わりかた」~海を守るためには(海洋ごみ問題)『海の落語』~
速報レポート5 「リバーカヤック体験」~体験活動を通して、ふるさと延岡の自然を大切に想う心を育む~
速報レポート6 「自然体験(交流学習含)」~海辺の生き物探索、ビーチクリーン、地引網体験等~

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