NO | 団体名 | 主な企画内容
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41 |
和歌山市立雑賀(さいか)小学校 4年3組(和歌山県) |
「海・川の魅力って!?~自然の楽しさ探し隊・守り隊4-3~」 地元の紀の川をたどり、まずは海や川を中心とした遊び(ほんまもん体験)をとことん堪能し、自然の中で活動することの楽しさを知る。そこから、この自然を守るためにできることは何かを考え、課題を解決するための活動を実行、発信していく。 |
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速報レポート1 海の魅力って?~片男波で海遊びを楽しもう~
活動日: 2024年5月10日(金)
活動場所:片男波海水浴場
参加人数: 小中学生27人 / 大人 2人 / 指導者 人 / 合計29人
<活動内容>
今回は地元の片男波へ遠足をかねて出かけた。
子供達に「海といえば?」という問いを事前に投げかけていたところ、サーフィン、ビーチバレー、BBQ、シーグラス、焚火、スイカ割り、泳ぐ、釣りなどさまざまな意見がでた。その中には、「音がきれい」「見た目もきれい」という意見もあれば、「クラゲやエイなど危ない生き物がいる」「船が沈没する」「きたない海があると」いう悪い面もあることがわかった。そこでまずは、子供達の思いつく海での“遊び”をとことん体験するため、春の遠足とかねて片男波へ活動しにいくことにした。子供達が考えた活動計画は、
(1) 交流遊びの時間(砂浜)
(2) ソロ遊びの時間(砂浜)
(3) フリーの時間(海)
というものになった。みんなのやりたい事を入れつつ、やったことのないいろんな遊びや楽しさを見つけようという目当てで片男波へ出発。
さっそく到着すると、まずは交流の時間。ビーチフラッグやビーチアルティメット(フライングディスクを使った競技)などのスポーツを体験したり、砂山作り競争、砂山くずしなどの遊びをしたりした。友達とも協力しながら、砂浜をめいっぱい使って遊ぶ子供達。ソロの時間になると一転、一人ひとりやりたいことを見つけて貝がらやシーグラスを拾う子、海水と砂を使ってお皿を作る子、砂浜に埋まってのんびりする子などさまざまであった。最後のフリーの時間には、安全に気を付けながら海辺の方へ行き、魚を探したり水鉄砲で遊んだりすることができた。5月でも比較的暖かく、水の気持ちよさや海の中にいる生き物を探す楽しさを感じる姿がみられた。
こういった遊びの中で、「貝がらはよく見ると形や模様がちがう」「砂は水をかけると固まる」「砂浜は意外と温かい」など、いつもは当たり前に思っていたり気にしなかったりするようなことにも、改めて気づいていく様子がみられた。特に魚をつかまえた子達は、海の生き物にも興味をもつ機会となった。
片男波での体験から学校に帰る途中、ちょうど和歌浦干潟の横を通った。ここは潮がひくと海の底にしずんでいた陸が現れ、普段は水の中にいる生き物たちと出会える場所でもある。すると、「あそこに魚がいる!」「なんか穴がいっぱいある」など、子供達は干潟にも興味津々。干潟に降りる入口にあった看板に“干潟に入るには許可が必要”ということが書かれているのを見て、やはり子供達は「ここに入ってみたい」「どんな生き物がいるのか見たい」と言い、次の活動である和歌浦干潟での生き物観察につなげられるきっかけとなった。
<子どもたちの感想>
・片男波の楽しさは、いろんな生き物もみれたり、しらない楽しさを味わえること。
・楽しかったのは貝がらひろい。いろんな種類があるしくらべてみたい。
・海の楽しさは、貝がらひろいと、近くで魚をみれること、ひがたがあること、エネラルドグリーンの海がみれること、そして泳げることです。
・自分で見つけた海のよさは、いろんな生き物がいるし、貝がらもひろえるからいい。あと海のひみつとかも調べるのが楽しいし、遊びも結構たくさんある。
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