速報レポート4 川の魅力って?~紀の川の源流、川上村を楽しもう~活動日: 2024年9月5日(木)
活動場所:奈良県川上村 参加人数: 小中学生24人 / 大人 3人 / 指導者3人 / 合計27人 <活動内容> 川上村に到着すると、まず大きな看板が目に入る。水源を守るために作られた川上宣言から引用された「川上村ではしないでください(火器の使用・ゴミの放置・水をよごす行為)」という文字である。子供達には、なぜこんな大きな看板で書かれているのか、自分たちにできることは何かを意識させ、川遊び体験へ入ることにした。まずは、蜻蛉の滝まで5分ほど登り、紀の川の源流となっている蜻蛉の滝を見学した。「勢いがすごい」「涼しい」「水が冷たい」など、子供達は迫力のある滝に驚いている様子であった。その後、改めて注意事項を共有したのち、川の浅瀬で水にふれる体験へ。下流との温度の違いに気付いたり、さっそくカエルや魚を捕まえたり、さかんに活動する様子がみられた。水のきれいさを下流と比べることをめあてとしていた子は、持参したパックテスト(水質を測るもの)を実施し、上流のきれいさを実感していた。また、川のもので工作をしたいと言っていた子の提案から、川の石を拾って図工で絵を描こうと、石探しも行った。形や色をよく観察しながら、お気に入りの石を見つけることができた。 昼食のあとは、このきれいな川の水がどのようにして守られているのかを学ぶために「森と水の源流館」へと移動した。施設では小山先生にご協力いただき、川上の水源がどのように守られているのか、標本や展示、動物の骨、木の種類など、音を聞いたりにおいをかいだり、クイズ形式で楽しく学ぶことができた。子供達が好きに体験したあと、小山さんから「川上の水源を守るためには、自然が欠かせないものであり、木・虫・生き物・土などが、それぞれの“役割”をもって生きている」ということを教えていただいた。改めて、これだけの生き物たちがいること、そしてその生き物たちを守っていくことが、水を守ることにもつながるということに気付くことができた。 <子どもたちの感想> 速報レポート1 海の魅力って?~片男波で海遊びを楽しもう~ 速報レポート2 海の魅力って?~干潟で生き物観察を楽しもう~ 速報レポート3 海の魅力って?~片男波でシーカヤックを楽しもう~ 速報レポート4 川の魅力って?~紀の川の源流、川上村を楽しもう~ 速報レポート5 川の魅力って?~紀の川の中流、紀の川市に行こう~ プログラム検索に戻る |