速報レポート5 川の魅力って?~紀の川の中流、紀の川市に行こう~活動日: 2024年9月26日(木)
活動場所:和歌山県紀の川市 参加人数: 小中学生27人 / 大人 4人 / 指導者2人 / 合計33人 <活動内容> 今回は、紀の川市にある2つの果樹園にご協力いただいた。まずは、果樹園兼ジェラート屋(カフェ)をされている「藤桃庵」さんである。「藤桃庵」さんはご夫婦で桃農家をされていたが、傷の入ってしまった桃が売れなかったり値段が安くなってしまったりして、味はいいのに無駄になってしまうことが多かった。そこで、この桃を使った「日本一おいしいジェラートを作る」という目標でジェラート屋をはじめられた。見学では、はじめに農家のお仕事や桃を育てることの大変さ、フルーツ王国と呼ばれている紀の川市にはどれだけの桃の種類があるのか、紀の川市の気候がたくさんのフルーツを育ててくれるということを教えていただくことができた。最後には実際に桃みるくジェラートを試食させていただき、紀ノ川の恵みで育てられた桃のおいしさを味わうことができた。 もう一か所は、「観音山フルーツガーデン」さんという果樹園である。100年以上続く果樹園で、現在も珍しい種類のフルーツを多数育てられている。広い果樹園は傾斜地になっており、さらに紀ノ川の恵みにも支えられ、そこで採れた新鮮なフルーツを使ったパフェを、農園に隣接されたフルーツパーラーで提供されている。ここでは、広い農園を見学させてもらいながら様々なフルーツの種類、柑橘類が育てやすい傾斜地の秘密、紀ノ川の歴史などを教えていただいた。特に歴史では、大昔、紀ノ川は氾濫が多かったが、徳川吉宗が川の周りを田んぼにして洪水を防ぎ、その紀ノ川の支流で多くの果樹園ができたことを知ることができた。最後には農園で採れたフルーツを使ったミニパフェを試食させていただいた。ミニパフェには、マスカット、柿、いちじくなどが入っており、いちじくを初めて食べた子供達も多く、紀の川の恵みで作られたフルーツのおいしさを体感することができた。下流、上流とはまたちがった水の恵みを使った魅力や楽しさを見つけることができた。 <子どもたちの感想> 速報レポート1 海の魅力って?~片男波で海遊びを楽しもう~ 速報レポート2 海の魅力って?~干潟で生き物観察を楽しもう~ 速報レポート3 海の魅力って?~片男波でシーカヤックを楽しもう~ 速報レポート4 川の魅力って?~紀の川の源流、川上村を楽しもう~ 速報レポート5 川の魅力って?~紀の川の中流、紀の川市に行こう~ プログラム検索に戻る |