NO団体名主な企画内容
18 珠洲市立大谷小中学校PTA(石川県) 「OHTANI PRIDE ~震災を乗り越えてつなげる伝統~」
能登半島地震で被災した子どもたちが、地域の伝統的な塩づくりを学んだり、珠洲市のシンボル的存在「見附島」をカヤックで一周したり、地域に根ざした自然体験を重ねて、自然と共に生きているということを再発見する。活動を通して、子どもたちの成長を促すとともに、この地域で育ったことを誇りにしながら復興に向け歩む。

速報レポート1 塩田を守ろう~前へと進む地域と共に伝統をつなげていく~

活動日: 2024年 8月 17日(土)
活動場所:珠洲市大谷町
参加人数: 小中学生  5人/ 大人 1 人/ 指導者  2人/ 合計  8人

<活動内容>
 珠洲市大谷町は日本一古い製塩方法である「揚げ浜式」の塩田作業が500年以上もの間途切れなく受け継がれている土地です。能登半島地震により塩田の作業場の被災、また作業をする人が亡くなられたりと大きな影響が出ましたが、地元の人や市街からも若者が通いながら塩田を守り、つなげていこうと立ち上がっています。
 この活動で子どもたちは「大谷塩」で現代の塩田を体験しました。江戸時代から行う人力のみの製法とは違い、消防のホースを使った海水まきなどを体験させてもらいながら、少ない人数でも塩を作る工夫などを教えてもらいました。




 海の恵みの海水を太陽と、風と、火の力を使って塩にしていくためのいろいろな工程を体験し、また金沢から通って塩づくりをしている高橋さんに、外から見た私たちの町「大谷」の魅力をお話ししてもらいました。500年以上も続く塩田をこれからも続けていくために何ができるのか、色々な視点から一緒に考えてみました。







<子どもたちの感想>
「薪を割る機械を自分たちで考えて作ったのはすごいなと思いました。」中学二年生

「今までやってきた塩田はすべて手作業でとても疲れるものだった。昔のやり方も大切だが、人口が減ってしまっている今は新しいやり方で塩をつくり、伝統を継続していくことも大切なんだなと思いました。」小学六年生

「金沢で仕事をしながらも珠洲に通って塩を作るほど大切なものがここにはあるんだなとわかりました。」中学三年生



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