速報レポート3 海ほたるの謎を解け!活動日: 2024年 8月25日(日)
活動場所: 能登島 参加人数: 小中学生 5人 / 大人 4人 / 指導者 2人 / 合計 11人 <活動内容> この謎の海ほたる。いったいどんな生き物なんでしょう? この海ほたるが一番見える時期は夏から秋にかけての繁殖期。海ほたるが産卵のために浅瀬で行動し始めます。夕暮れの美しい海辺に向かって大谷小中学校の5人の生徒が出発しました。 海ほたるを捕まえるための仕掛けとしてペットボトルに2~3ミリの穴をあけ中にハムを入れました。こんな小さな穴に入る生き物なんて、なかなか想像がつきません。 空には星が一つ。また一つ。と輝き始めてきました。海の中に仕掛けのペットボトルを沈めて、流されないようにひもを縛ってから海を眺めると、海の所々で5cmほどの大きさのぼんやり光るものが!最初は幻のようでしたが、その光はだんだんと頻繁になりはじめ、ほたるのように光っては消え、光っては消えを繰り返しました。 海には波もなかったので星が水面に映り、その中に青く光る海ほたるは本当に幻想的でした。 15分ほどして仕掛けを引き上げてみましたが、暗闇では何も見えません。本当に何か捕まえたのでしょうか・・・? 顕微鏡で見てみると、米粒のような形をしていて、横にくるくると回るように泳いでいました。カニやエビなどと同じ甲殻類という事です。青い光はルシフェリンといって、特に危険を感じたときに強く発するという事です。指で少し押してみると青白いものが出てきました。海で見ていたのは海ほたるが魚に食べられそうになり威嚇して発している光とのことです。それが水の中だと滲んで実際の海ほたるよりも大きく見えたとのことでした。 それぞれが想像していた海ほたるの姿とのあまりの違いに驚きながら、子どもたちは興味津々にビーカーをのぞいたり、捕まえて指で押してみたりとそれぞれ実験に熱中しました。 <子どもたちの感想> 「海ほたるは、ホタルイカなのかと思っていたけど違いました。陸の蛍は緑色の色だけど、海ほたるは青色の光でした。珠洲にもいるかもしれないよと言っていたので、私たちの大谷の海にもいるのかなと思いました。いつか探してみたいです。」中学一年生 「海ほたるについて今まで何も知らなかったけど、なんとなくエビみたいな形をしているのじゃないかなと想像していました。でも全然違っていました。こんなに小さい生き物があんなにきれいな光を出すことが驚きでした。まだまだ知らないことがたくさんあるんだなと思いました。」中学三年生 速報レポート1 塩田を守ろう~前へと進む地域と共に伝統をつなげていく~ 速報レポート2 無人島で筏づくり!~1人1人の力を出し切って前進~ 速報レポート3 海ほたるの謎を解け! 速報レポート4 雨にも負けず、停電にも負けず、ピザを食べよう! 速報レポート5 Our Song ~わたしたちの唄を作る!~ プログラム検索に戻る |