速報レポート3 見つけた昆虫を図鑑で調べよう活動日: 2024年8月25日(日)
活動場所:筑後川防災施設くるめウス および筑後川・高良川の合流部河川敷 参加人数: 小学生8人 / 大人7人 / 指導者2人 / 合計17人 <活動内容> 堤防上の林の中は、川からの風がよく通り、日差しがさえぎられて活動がしやすいので、木陰を中心に昆虫を探しました。前回見つけたクヌギの木の蜜が出ているところには、スズメバチの他、チョウ類のコムラサキやゴマダラチョウなどの昆虫が集まっていました。この木にはスズメバチがいるので網をふるうことは禁止です。堤防上の木蔭の根元の暗がりには多くのハグロトンボがひらひら待っていて、子どもたちは網をふるって追い掛け回していました。同伴のお父さんも子どもたちと一緒に昆虫捕りに夢中です。木の根元でアリの引っ越しを子どもたちが見つけました。みんなが集まってきて興味津々に、先生の説明を聞きました。また水辺に近い林はハグロトンボの楽園で、一人の男の子は両手で捕まえて楽しそうでした。またアオスジアゲハを追いかけまわしてやっと捕まえた子は満面の得意顔でした。 暑いので、野外活動の時間は1時間までと決めており、館内に戻って一人一人自分が見つけた昆虫の名前を図鑑で調べました。わからないことはみんなで教え合います。それでもわからなければ先生が答えます。最初に渡した当会オリジナルの「高良川の昆虫と植物図鑑」がこの活動の教科書となっています。昆虫は好きな植物が決まっています。この図鑑ではどの植物のところに、どの昆虫がいるのかがわかるため、調べるのに分かりやすいので子どもたちは重宝しています。自分が捕まえたり、見つけた昆虫の名前を図鑑で調べてリストを作り、一人一人前に出てみんなの前で発表しました。年少で一人で発表がむつかしい子はお父さんやお母さんまたは兄弟が付き添っての発表もOKです。これを毎回やることで、子どもたちはまとめと発表の練習になっています。今日は、全部で31種の昆虫を見つけました。 <子どもたちの感想> 速報レポート1 高良川で昆虫をさがそう 速報レポート2 木の蜜に群がる昆虫をさがそう 速報レポート3 見つけた昆虫を図鑑で調べよう 速報レポート4 秋の昆虫35種の名前をみんなで発表 ■別年度のレポート 2023年度 今までの活動の成果「高良川の昆虫と植物図鑑」を活用した自然体験活動「高良川子ども昆虫探検隊」 実施レポート プログラム検索に戻る |