NO団体名主な企画内容
40 NPO法人 自然回復を試みる会・ビオトープ孟子(もうこ)(和歌山県) 「孟子不動谷ユネスコ未来遺産運動」
耕作放棄が進む地域の休耕田を借用し、稲作水系の自然再生活動を実施。そこを拠点に、小学生は自分で決めたテーマに沿った観察活動に取り組み、中学生理科クラブはトンボ調査などを行う。大学院生など若い研究者が調査研究を行うフィールドで、子どもたちが自然環境について自主的に学ぶよう寄り添いながら活動する。

速報レポート5 未来遺産運動「もうこさとやまクラブ」8月定例会

活動日: 2024年8月24日(土)
活動場所: 和歌山県海南市孟子不動谷
参加人数: 小中学生 9人 / 大人 6人 / 指導者 2人 / 合計 15人

<活動内容>
孟子不動谷里山公園で自然観察

 8月定例会は、2024年8月24日(土)10:00より開催しました。酷暑晴天の中でしたがこどもたち は楽しそうでした。この日参加した男の子が、荒糸川でゲンジボタル幼虫を採集しました。



ゲンジボタルは、荒糸川に多産しており、毎年6月~7月に夜間成虫が光りながら飛び回るさまは普通に観察できるのですが、幼虫を確認するのは極めて難しく、荒糸川で掬い取り採集をしていて幼虫が採集できたのは今回が始めてのことでした。




 今回も相変わらず酷暑の一日でしたが、荒糸川、水辺ビオトープ(とんぼ池)を、講師の先生方に指導をうけながら掬い取り採集を行いました。入口に近い部分にある蓮池では、環境省絶滅危惧種の水生甲虫類・キイロコガシラミズムシ」を採取することができたり、7月定例会に続いてウスイロシマゲンゴロウが採集でき、子どもたちは大喜びでした。

<こどもたちの感想>
 「ウスイロシマゲンゴロウは、水辺ビオトープ(とんぼ池)全体に生息が広がっているようでうれしかった」
「ゲンジボタルの幼虫。初めて見た。持ち帰って大切に飼育してみます。」



速報レポート1 未来遺産運動「もうこさとやまクラブ」4月定例会
速報レポート2 未来遺産運動「もうこさとやまクラブ」5月定例会
速報レポート3 未来遺産運動「もうこさとやまクラブ」6月定例会
速報レポート4 未来遺産運動「もうこさとやまクラブ」7月定例会
速報レポート5 未来遺産運動「もうこさとやまクラブ」8月定例会

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