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33 大津こども環境探偵団(滋賀県) 「大津こども環境探偵団」
一年を通して、環境全般を総合的系統的に学習する。琵琶湖、川、山、里山などの自然で、こども環境リーダーの育成を目的に、虫の探偵・夏の宿泊探偵・琵琶湖探偵・川の魚探偵・星空探偵・まちなか探偵などのプログラムを、子どもたちが同じ目標を持って体験することで「絆」を深める。

「大津こども環境探偵団」 速報レポート4

日 時:2009年8月17日(月) 9:00〜15:00
場 所:琵琶湖上(環境学習船「megumi」・・・大津港〜柳ヶ崎〜今津沖)
講 師:石川俊之氏(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 研究員)
参加者:大津こども環境探偵団       54名
    大津こども環境探偵団エコリーダー 15名
    他スタッフ             7名

 今年度第4回目となる探偵団活動は、環境学習船「megumi」に乗って琵琶湖の湖底のようすや環境について学習する「びわ湖探偵」です。湖底調査は、カメラが搭載された水中ロボットを使っておこないました。探偵団員は初めて見るロボットに興奮を隠しきれないようすでした。
 まず最初に琵琶湖の南湖で調査をしました。ロボットのカメラから映し出される映像には、水草がたくさんあり、南湖の湖底のようすがよく分かりました。他にも、透明度板を使って透明度を調べたり、水草を取って勉強しました。湖底の泥を採取して触ったり臭いだりした団員からは「臭いー!」という声もあがり、琵琶湖の環境を肌で感じる良い経験になりました。
 南湖から北湖への移動中は、プランクトンを顕微鏡で観察しました。ミジンコやボルボックスなどたくさんの種類が見れました。船の屋上では、琵琶湖の風を浴びながら琵琶湖クイズに挑戦しました。難問、奇問に団員は頭を悩ませながらも、全問正解するチームもありました。楽しみながら琵琶湖について知識を深めることができました。
 北湖の今津沖に到着して、同じようにロボットを沈めて湖底を調査しました。水深90mは、光の届かない真っ暗な世界でしたが、ロボットのライトを灯すと、水草は何も生えていませんでしたが、エビや魚が泳いでいました。北湖でも、透明度をはかって、南湖と北湖の環境の違いを学ぶことができました。また、水面近くの水と、20mの深さの水の冷たさの違いに団員はびっくり!水の入れ替わりを勉強しました。
 帰りの船の中で、シジミの漁獲量の変化などのお話を聞いて、これから自分たちの手で琵琶湖を元の生き物がたくさんいる状態にもどそうと誓い合いました。琵琶湖の素晴らしさを感じながら、琵琶湖の現状とこれからについて考える良い活動が出来ました。





団員の感想から

・琵琶湖の底はヘドロなどですごく汚いと感じた。
・藻が増えてシジミが少なくなっていることを知ってびっくりした。
・南湖と北湖では透明度や水草の量などがだいぶ違った。
・南湖は汚い。キレイにして水が飲めるようにしたい。北湖の水も決してキレイとはいえないと思う。もっとキレイにできるように頑張りたい。


日 時:2009年6月13日(土) 10:00~12:00
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