NO団体名主な企画内容
17 鎌倉YMCA グローバルチャレンジキッズクラブ(神奈川県) 「鎌倉YMCA グローバルチャレンジキッズクラブ」
小麦やトウモロコシで粉料理、森でホタルの命をさがす、川の源流さがしなど、野外での自然体験、生活体験を少人数のグループ活動を通じて行う。「身近な自然」「新しい仲間」「地球と私たち」の3つをテーマとして、体験型総合学習プログラムを実施する。

グローバルチャレンジキッズクラブ 8月の活動報告

テーマ :『富士山YMCAふれあいキャンプ』−障害をお持ちの方との交流−
日 時 :8月29日(土)〜8月30日(日)
活動場所:富士山YMCAグローバルエコビレッジ(静岡県富士宮市)
参加人数:28名
天 候 :5日(土)晴れ 5日(日)晴れ
気 温 :最高 31℃ 最低気温 20℃

 今回は鎌倉YMCAグローバルチャレンジキッズクラブが「鎌倉車いすと共に歩む会」と、「鎌倉市手をつなぐ育成会」の方々と一緒に、富士山YMCAグローバルエコビレッジで1泊キャンプ体験を実施しました。
 県内の障害者団体は神奈川県が運営するリフト付きバス「福祉バスともしび号」が年に1度利用できます。このバスを利用した行事は、体に障害をお持ちで、日頃なかなか遠出ができない皆さんにとって、貴重で非常に楽しみにしている行事です。利用はいつも抽選で、なかなか利用できないのですが、今回は夏の野外活動に適したシーズンに利用することができることになました。この貴重な機会に多くの障害を持つ方に野外活動への参加の機会を広げようと、キャンプを実施しました。





 29日(土)は鎌倉を出発し、白糸の滝、田貫湖を経てYMCAへ。
この日、富士山には雲がかかり見ることはできませんでしたが、白糸の滝にかかる虹を見ることができて感動しました。富士山YMCAグローバルエコビレッジに到着後、車いすの介助方法についてサポーターの留意点を車いすで生活なされている方から直接私たち介助する側へのアドバイスをお聞きすることができました。そして夕食の後、富士山YMCAのスタッフに、プロジェクターを利用して四季の富士山YMCAの様子。YMCA野外活動リーダーOGの解説による夏の星座観察のレクチャーのビデオを見る自然への学びの時間を持つこともできました。この晩は実際に星空を見ることはできませんでしたが、再来しての観察を期待させる内容でした。





 30日(日)は、近隣の牧場へ出かけるグループ、キャンプ場内をのんびり散策するグループに分かれてすごした後、移動してバーベキューで昼食を楽しみ、静岡県を出発。帰りに秦野市のブルーベリーの農園へ立ち寄ってブルーベリー摘みを楽しみました。ブルーベリーの実は、この時期同様に実がなるぶどうや梨等の果物と違い低い位置にも実がなるので、車いすの方でも摘むことができました。

 障害をお持ちの方、ご高齢の方々にも野外活動の体験を楽しんでいただくことができました。