NO団体名主な企画内容
44 ガキ大将養成委員会(島根県) 「北陽わんぱくクラブ」
放課後をいかにハードに団体で遊ぶかをテーマに、借り上げた空き家をベースにクラフト、川遊び、虫捕り、木工、竹細工など、年間を通して249回活動。休日にはシュノーケリング、ラフティング、登山、ツリークライミングなどの日常では出来ない体験を専門家の指導のもと行う。

活動レポート1 北陽わんぱくクラブ

会  場:借り上げた一戸建て民家
参加児童:小学校1〜6年までの男女25名
日  程:2009年4月1日〜
     平日放課後(月〜金曜日)   学校下校時間〜18時30分
     長期休み期間(月〜金曜日)  8時〜18時30分

 『ガキ大将養成委員会』は、自然の中で遊ぶ子ども達が少ないことを嘆いた有志により平成15年に結成し、会員それぞれが得意とするゲレンデで、自然の遊びを子ども達に体験させるイベントを開催してきました。
 自然豊かな日本海をカヌーで秘密の洞窟に移動しシュノーケリング、見つけた生き物の生態を水産学教授の解説を受ける『海の楽しみ』。目の前の用水路で鮎を捕り自分で調理し食べる「川を喰う」、斐伊川をライフジャケットだけで流れる「川流れ」、水質日本一の清流高津川で本流の速い流れの中を泳ぐ「流水水泳体験」、三瓶山でキャンプしながらの「天体観測会」、自分で作ったソリを使い琴引フォレストパークスキー場での『自作ソリ大会』、地域の季節の自然を濃厚に楽しめるイベントを続けてきました。
 そして、17年からは、より地域に密着した活動を求める声に応え、文部科学省『子供の居場所事業』の補助、参加児童の保護者からの協力を受け、毎日の放課後開所する『北陽わんぱくクラブ』を空き民家を会場に立ち上げました。ここでは毎日の放課後、専属の指導員の元で、地元お年よりの指導での野菜作りや工作、餅つき、蕎麦打ち、魚や虫取り、かくれんぼや鬼ごっこ等の昔からの集団での外遊び、木登りや川遊びなど、今の子ども達が知らずに育ってきてしまったものを毎日の中で体験させています。そして、月1回程度の休日に、これまで『ガキ大将養成委員会』が行ってきたイベントも続けてきました。19年度からは『放課後子ども教室』としての認可補助を受け活動補継続しています。
 『ガキ大将養成委員会』の名前の通り、これまでの活動で経験を積んだ子ども達がリーダーとなり、新たに来た後輩達を指導保護する(最近では失われてしまった)『頼りになるガキ大将』に育ってくれることも期待しています。そして、それが繰り返されることで子どもの縦社会が再構築され、私達の手助け無しでも子ども達がいろんな体験をしていけるようになればと願っています。
 また、地域にとって高齢化が進み空き家だらけだった地域の一軒を会場とすることで、地域に活気が生まれたと喜ばれています。また、年齢制限や親の就労証明が必要だった学童保育の隙間を埋める事業としても、多くの自治体やメディアからの視察取材を受けています。






活動レポート1 北陽わんぱくクラブ
活動レポート2 春の鳶が巣山
活動レポート3 川遊び特訓合宿
活動レポート4 海の楽しみ

■別年度のレポート
2008年度 北陽わんぱくクラブ 実施レポート
2007年度 北陽わんぱくクラブ 実施レポート

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