NO | 団体名 | 主な企画内容
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群馬県甘楽郡甘楽町立新屋小学校(群馬県) |
「日月火水木金土 そして ミステリー・ツアー」 学校教育で苦手とされている「夜」の活動を補う課外授業。曜日の名前になっている惑星を全て見る。複数回の観察を行う事によって、惑星の価値や形、表面の様子の変化なども調べる。 |
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速報レポート4 「月火水金土 そして ミステリー・ツアー」
日 時:平成22年8月18日(水) 午後3時00分〜午後10時00分
場 所:○○○天文台
参加者:児童17名,大人14名 合計31名
今夏のサマースクールの最大イベントが「宇宙ミステリー・ツアー」です。「宇宙」をテーマに,実物を見る,本物に触れる体験を考えました。今のところ私たちが宇宙に行くことはできませんが,何年か後には実現することでしょう。
群馬には「県立ぐんま天文台」があります。県人口が200万人に達したこと,向井千秋さんが日本人初の女性宇宙飛行士になったことなどを記念して計画,建設されました。今年で11年になります。直接目で観察できる反射望遠鏡としては世界最大級です。(口径150cm)
子どもたちへは「○○○天文台へのミステリー・ツアー」と案内しました。大型バスをチャーターし,家族一緒に参加していただきました。
心配なのは天気ですが,こればかりはどうにもなりません。地域によっては大雨・洪水・雷注意報が発表されていたので,土砂降りの雨を覚悟で出かけました。高速道路のPAでのトイレ休憩を入れても1時間ちょっとの行程でした。子どもたちは,バスの中では「京都に行きたい」「北海道に行きたい」などと勝手に発言しています。子どもたちの希望(夢)はとても大きいようです。
○○○天文台駐車場に着き,まず参加賞を配りました。チキンラーメン1個と定規(惑星や月を描いてある直線定規)です。続いてぐんま天文台に関する10問のクイズを出しました。正解者には豪華な賞品を出しました。見学するぐんま天文台に関する知識は様々な状況ですので,基本的な問題で,予備知識を持ってもらいました。
雨が上がり,遊歩道を10分ほど歩いて天文台に到着。非常に微妙な天候でした。記念写真撮影後,夕食をとり,館内の見学をさせてもらいました。雨は降っていませんでしたが霧が出て湿度も高い状況のため,残念ながら望遠鏡での観望はできませんでした。150cm反射望遠鏡の見学・説明後,3D映像による「3Dシアター地球から宇宙の果てまで」を上演していただきました。3Dシアターでは2000年にもおよぶ宇宙の旅を経験しました。終わったときには西暦4000年を超えていました。その後65cm望遠鏡のある7mドームへ行き見学させてもらい,全てを終了しました。
帰りのバスでは何人か元気な子もいましたが,多くは深い眠りにつき,各々が宇宙の旅を楽しんでいたと思われます。
星空は望めませんでしたが,宇宙のミステリー・ツアーを体感することができました。