NO団体名主な企画内容
31 池田市公益活動促進協議会(大阪府) 「第5回 まちの遊学舎 「里山・あそび隊」」
「アタマのてっぺんからアシのつまさきまで、どっぷりまるごと池田・五月山っ子」をキャッチフレーズに「里山を知る・守る・創る・伝える」活動を展開。自然観察や植樹、森の健康診断、ナイトハイク、基地づくり、里山クッキングなどのプログラムを通じて、子どもたちに郷土の自然を愛する心を育む。

速報レポート1

日  時 5月26日(日)9時30分~14時
場  所 緑のセンター 五月山
参加人数 95名
     里山・あそび隊隊員   50名
     里山・あそび隊 保護者 25名、幼児 3名
     五月山グリーンエコー  4名
     五月山みどりのネットワーク  5名 
     里山・あそび隊保護者  2名
     ジュニアリーダー(中学生)  1名
     スタッフ:池田市公益活動促進協議会  5名
第1回活動テーマ 「いろんな葉っぱを集めよう」

開舎式で年間の活動を確認した後は、さっそく五月山へ。
まずはグループの旗づくりから。五月山でいろんな形の葉っぱを集め、葉っぱのスタンプでグループの旗をデザインします。

内容

第1回目の活動は夏をおもわせる日差しのなか、開舎式から始めました。
 池田市内の全小学校から応募してくれた約145名のみなさんから、抽選で選ばれた55名の元気な顔が揃いました。
 この活動は、五月山や猪名川でおもいきり遊ぶなかで、ゆたかな自然を守り育てる心や知恵をもった人が育って欲しいと、池田で活動する複数のボランティア団体、あそび隊卒業生のジュニアリーダー、保護者から主催側へと加わってくださったリーダーと地域の大人がひとつになって協力し毎年続けています。




 最初に、主催者の池田公益活動促進協議会 寺戸会長や里山・あそび隊の隊長、副隊長から歓迎のことばとともに、「あいさつをすること」「お休みしないこと」危険がいっぱいある山の中では「人の話をきくこと」等、注意点も述べられました。途中、隊長からの質問に大きな声で答えたり、うなずいたり、真剣な眼差しがむけられていて、緊張と不安、期待が伝わってきます。




 あそび隊を目視確認できるよう、今年度も五月山児童文化センターのご好意で「青い帽子」が全員にプレゼントされると、早速帽子をかぶって探検へ。
 フィールドの五月山をグループごとに歩いてひょうたん島コースまで植物を見ながら移動、折り返して、各グループの旗を飾る葉っぱのスタンプに使いたいいろんな形の葉っぱを採集しました。





 採集前には、生きもののつながりのなかで、植物がすべてのつながりのなかの始まりを支え、空気や水をつくっていること、動物のように動かなくても「生きている」こと、動物が土にかえるとまた植物の栄養となって、生きもの 
 のつながりをささえていることを聞きました。そして、青空の下で自己紹介、どうぞよろしく。
 山でさわってはいけない「ウルシ」、植栽の「キョウチクトウ」、「スズメバチ」からの身の守り方を教わったり、おいしい木の実や、マツの種子、シダやキ ノコ、遠くで啼く鳥の声の主と、つぎつぎ聞いたけど覚えられたかな?



 いつもの倍は食べられるお弁当に舌鼓のあと自由に虫取りや鬼ごっこをして休憩。あっという間に、お互いの距離感が縮まります。









 本日メインの葉っぱのスタンプでつくるグループの旗。隊長は、あそび隊Tシャツをつくりました。
 文字を書く人、絵の具をぬる人…。素晴らしい出来映えです。
 次回から、各グループ6年生の班長がこの旗をもち、みんなが集合します。
 今日一日の作業の集大成「旗の完成」に、達成感の表情で、ふりかえりノートに記録し解散しました。




 <きょうみつけたいきもの>
 里山・あそび隊は、環境省の「いきものみっけ」に団体登録し、池田の
 自然を調べレポートします。
 ■昆 虫 
 ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、
 コクワガタ、ザトウムシ、センチコガネ、クマバチ

 ■植 物
 ナワシログミの実、ヤマモモの実、トチノキの花、センダンの花
■ は忠類
カナヘビ、ニホントカゲ

成果

・ 池田にすみながら五月山を登るのは、はじめてという隊員もおり、自然体験の場が日常から遠いことを痛感。この活動を通じ、まずは身近な自然体験の場を、親子一緒に提供することが重要と再認識する。
・ 「木の実が、だんだんに熟して食べごろになる」こと、それを食べに多くの生きものが集まることを実感してもらえた。
・「樹木」「植物」といっても、実に多くの種類があることを葉っぱの形の違いを通して理解した。
・ 今年度は、6学年均等にメンバーを振り分けることができ、縦割りのグループ分けの本来の機能を発揮しはじめた。

子ども達のきづき/感想

・ 毛虫をありがはこんでたべていた。
・ いろんなむしが、ふつう当たり前のように出ないのに、いろんな虫がぞくぞくでてきた。
・ クワガタは昼間かくれているのにでていた。ふしぎだなぁとおもった。
・ 木にあながあいていた。
・ はっぱがいっぱいありました。いろんなはっぱがありました。
・ 紙ひこうきみたいなはっぱをみてふしぎだなあとおもった。
・ どくがあるはっぱがあってこわかった。
・ モチモチの木があった。
・ トカゲがクモをたべているのがこわかった。
・ 山から町をみたらけしきがきれいだった。
・ いろんなはっぱがあってびっくりした。
・ クモがいっぱいいた。
・ なぜはっぱはいろんな大きさや形があるの?
・ 葉っぱのまわりにも毛!?がはえていた!
・ 日本カナヘビのしっぽが(ニホントカゲ)青くてふしぎだなぁとおもいました。
・ カナブンのつめがいたかった。ふしぎ。



速報レポート1
速報レポート2
速報レポート3 「五月山ナイトハイク」
速報レポート4 「郷土の祭りをもりあげよう」
速報レポート5 「水の中の生き物を見つけよう」 

■別年度のレポート
2014年度 第6回まちの遊学舎「里山・あそび隊」いのちがいっぱい!都会のそばの池田・五月山で山・川・里の贈り物を感じよう! 実施レポート

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