NO団体名主な企画内容
31 池田市公益活動促進協議会(大阪府) 「第5回 まちの遊学舎 「里山・あそび隊」」
「アタマのてっぺんからアシのつまさきまで、どっぷりまるごと池田・五月山っ子」をキャッチフレーズに「里山を知る・守る・創る・伝える」活動を展開。自然観察や植樹、森の健康診断、ナイトハイク、基地づくり、里山クッキングなどのプログラムを通じて、子どもたちに郷土の自然を愛する心を育む。

速報レポート2

日 時  6月23日(日)9時30分~14時
場 所  緑のセンター 五月山
参加人数 里山・あそび隊隊員  47名
     里山・あそび隊 保護者 11名、幼児 3名
     指導:里山・あそび隊実行委員会
     五月山グリーンエコー  2名 
     五月山みどりのネットワーク 4名
     五月山インストラクター連絡会 1名
     池田植物同好会 1名
     里山・あそび隊保護者 2名 
     ジュニアリーダー(中学生) 1名
     スタッフ:池田市公益活動促進協議会  4名
第2回活動テーマ 「虫をみつけよう」

 先月は、五月山の植物を観察しましたが、今月はその植物にあつまる昆虫をじっくり観察します。各班どんな場所にどんな虫がいるのか予測して自由にコースを決め行動します。

活動報告】

 薄曇りで湿気が多く、蒸し暑い一日。
 いつもより、飛んでいるチョウの数も少なく、虫をつかまえて観察できるか心配でしたが、各グループ思い思いに推理をはたらかせ、落ち葉の下、朽ち木、草原、小川といろいろな場所で実に多くの種類の昆虫を採取しました。
 なかには、五月山での生息が確認できていなかった種もあり、長年五月山をフィールドに活動しているリーダーから驚きの声もあがりました。









 すこし虫は苦手だと言って参加した隊員も数多くいたはずですが、自分たちで見つけた昆虫を飼育ケースに入れるとつぶさに観察をはじめました。図鑑を使って名前を調べたり、食べ物を調べたり、特徴をスケッチしたりするうち、生き物の不思議に夢中になって苦手意識はいつのまにか消えているようです。じっくりと観察を終えた後は、各班の代表者が、それぞれの見つけた自慢の虫達の名前を発表しました。









 午後からは、五月山グリーンエコーのみなさんが竹林の除伐作業で切り出した竹を 活用して、水鉄砲をつくりました。
 ノコギリを使うのははじめてという子どもも多かったのですが、みんな真剣に作業に取り組み、何度も試行しながら世界にひとつだけの竹水鉄砲を作り上げました。
 グループのみんなとの距離も、作業や遊びを通じてぐんと近くなったようです。









 <きょうみつけたいきもの>
 第5回里山あそび隊は、環境省の「いきものみっけ」に団体登録し、池田の
 自然を調べレポートします。

 ■昆 虫 
 トノサマバッタ、ニセビロウドカミキリ、ツバメシジミ、オオセンチコガネ、
 マメコガネ、モンキアワフキ、アシダカグモ、ダンゴムシ、アリ、アリマキ
 ハサミムシ、ザトウムシ、アメンボ、ゲンジボタル、アメリカシロヒトリ
 テントウムシ、カマキリ、コミスジ、ゴミムシ、イナゴ、ショウリョウバッタ
 コメツキムシ、モリチャバネゴキブリ、ナミアゲハ、カシワマイマイ、
■ 節足動物
ミミズ、コウガイビル、アカズムカデ
■ は忠類
カナヘビ、ニホントカゲ、ヤモリ
■ 甲殻類
サワガニ

成果

・苦手意識をもっていた隊員も多かったようだが、実際には同じグループの隊員とともに夢中で虫を探したり、見つけた昆虫を観察する姿が見受けられた。多くは、実際に虫を捕まえたり、触れる経験が少ないことによる抵抗感によるもののようで、みるみる苦手意識を克服した達成感あふれる表情に変わっていった。
・植物や環境により、昆虫が生息している事を採集をとおして理解し、もといた場所へのリバースでそれをインプットできた。
・プログラムをつめすぎず、ゆっくり観察時間を持てたことで思い思いにスケッチがはじまり、さらに細部にわたる観察を促す事ができた。
・除伐した竹をそれぞれ自分でノコギリを使って伐り、水鉄砲をつくり、水を飛ばして遊んだ。はじめてのノコギリ体験で短時間のうちに一つのものを作り上げた達成感はふりかえりノートからもストレートに伝わって来た。
・グループの仲間との距離が遊びを通して急速に縮まり、生き生きとした表情に。

子ども達のきづき/感想

・竹で水鉄砲をつくったのがこころにのこってる。
・虫はとぶのもいたり、あるくのもいたり、虫はおもしろいなとおもった。
・初めて竹の水テッポウをしてとてもおもしろかった。
・気持ち悪い虫がたくさんいたけどおもしろかった。
・ヒルはちぎれてもいきてた。
・すごくでかいミミズがいた。
・みずてっぽうでかおとふくとずぼんがびしょぬれだ。
・いっしょにむしをみつけたことがたのしかったです。
・きょういちばんたのしかった。
・きのしたといっしょにびしょぬれになってたのしくておもしろかった。
・クモはクモでも形や色が違う。
・里山には色々な虫がいーっぱいいる。



速報レポート1
速報レポート2
速報レポート3 「五月山ナイトハイク」
速報レポート4 「郷土の祭りをもりあげよう」
速報レポート5 「水の中の生き物を見つけよう」 

■別年度のレポート
2014年度 第6回まちの遊学舎「里山・あそび隊」いのちがいっぱい!都会のそばの池田・五月山で山・川・里の贈り物を感じよう! 実施レポート

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