NO団体名主な企画内容
36 京都市立醍醐西小学校(京都府) 「「自然に親しみ・自然を理解し・自然を大切にし・生きる力を高めよう!」~全校たてわりグループで自然体験活動をしよう~」
全校児童が自然体験活動ができる場を設定し、年間を通して自然に親しむ活動を行う。たて割り班で野外ゲーム、野外炊飯や登山等にチャレンジする。

速報レポート2

<速報レポート1から続く>
本校のみっきーわくわく活動(たてわり活動)は,「異年齢集団の活動を通して,すべての学年の子ども同士のつながりを持ち,楽しみながら積極性・協調性を養うこと」を目標としています。そして,キーワードが(1)深まるつながり (2)楽しい活動 (3)積極性 (4)リーダーの自覚です。
上記の目標・キーワードをもって全校たてわりグループで自然体験活動をすることに非常に魅力を感じていますし,多大の教育効果があると考えています。子どもたちには,これからの活動ごとに目標・キーワードを意識させて取り組ませていきたいと思います。
夏休み前までは,たてわりグループの仲間意識を高める,一般的なたてわり活動が中心でしたが,夏休みから,本来の目的である自然体験活動の場を取り入れていこうと計画しています。
第5回活動(みっきーわくわく野外炊事) 8/3(土)

たっぷり時間を使って取り組める夏休みに,全校参加のたてわり野外炊事を計画しました。参加人数が多いので,教職員だけでなく,PTAの役員さんにもお手伝いしてもらっての大きなイベントです。初めて包丁を使う1年生,マッチのつけ方も知らない2年生を5,6年生がサポートします。野外炊事のメニューは定番の飯盒でのご飯炊きとカレーです。その作り方を3,4年生がレシピを読み上げてみんなで確認していました。
まさにたてわり活動のよさを実感できる活動になりました。







昨年は,9月の休日に同じような取組をしましたが,今年は夏休みに実施したこともあり,昨年の倍以上の子どもたちが参加した取り組みになりました。ただ,全校児童参加のもとで行うことが本来の目的でありましたので,時期を再考することが次回の課題として残りました。たっぷり時間の取れる休日の取組にするか,全員参加できる授業時間内の取組にするかについては,教科や学校行事の年間時数との調整が課題です。
また,この取組の後,3年生が学校で一泊キャンプをしました。来年(4年生時)の2泊3日の自然体験宿泊学習にむけての予行演習的な目的で行いました。(この3年一泊キャンプは昨年からはじめています)




たてわり登山(みっきーわくわく登山)の下見 8/21(木)

 本校の夏休みは,8/24(日)をもって終わります。8/25(月)から授業再開です。時間に余裕のある夏休み中にしなければならないことに,秋(11月)実施予定の「みっきーわくわく登山」に向けて現地の下見です。
自然体験活動は,下見や事前打ち合わせを何度もすることで,その行事が成功するか否かが決まります。少し時期は早かったですが,第1回目の現地下見に行ってきました。
世界遺産に登録されている醍醐寺の境内を通り,深雪山の山頂にある「上醍醐寺」まで山道を1時間半のコースです。残暑の残る蒸し暑い日になりましたが,早朝に担当の先生数名で登りました。




上醍醐寺は,西国三十三ヶ所零場の中で最難所の一つであり,自然石の石段や丸太等で階段は作られていますが,勾配がきつい場所が何か所かあり,低学年の子どもたちには,正直言ってかなり厳しいコースです。そこをたてわりグループで励まし合いながら登るために,チェックポイントを設けてウォークラリー形式で実施することになっています。
コースはほぼ一本道の上り坂ですが,一丁登るごとに石碑が建っているので,子どもたちが「あと何丁!」と目標が立てやすい登山です。




 1時間半のコースに倍の3時間かけて念入りに下見して帰校しました。
 ただ,本番の「みっきーわくわく登山」は11月実施ですので,速報レポートで紹介できないのは残念です。



速報レポート1
速報レポート2
速報レポート3

■別年度のレポート
2013年度 「自然に親しみ・自然を理解し・自然を大切にし・生きる力を高めよう!」~野外活動クラブ&課外活動の取組~ 実施レポート
2012年度 「自然の中で生きる力を高めよう!長期宿泊・自然体験学習・5泊6日」Part5 実施レポート
2011年度 醍醐西e-na(えーな)プロジェクト 実施レポート
2010年度 長期宿泊・自然体験学習 5泊6日in花背 実施レポート
2009年度 長期宿泊・自然体験学習 5泊6日花背山の家 実施レポート

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