NO団体名主な企画内容
6 羽幌町子ども自然教室(北海道) 「羽幌町子ども自然教室」
ヨットやカヌー体験、25kmのサイクリング、森林ビンゴ等、毎月様々な自然体験を実施し、子どもたちの協調性やチャレンジ精神、郷土を愛する気持ちを育てる。焼尻島キャンプでは森林散歩や磯遊び、テント設営、野外炊飯などを行う。

速報レポート3

実 施 日 平成26年8月30日(土)
実施場所 赤平市「株式会社植松電機」
参加人数 自然教室児童  41名(4年生6名、5年生17名、6年生18名)
引  率 羽幌町立中央公民館職員3名
活動報告

 赤平市にある「株式会社植松電機」は工事などで使われるリサイクル用マグネットを作るかたわら、ロケット開発に力をいれ、全国各地で講演や体験活動を行っています。8月の自然教室は 
 この植松電機を見学し、何事にもチャレンジし、あきらめない心を学びにいきました。
〇植松専務講話「思うは招く~夢があればなんでもできる~」
 羽幌町から片道約2時間半かけて植松電気に到着。初めに植松専務からお話しを聞きました。
 アニメのキャッチフレーズなども織り交ぜた内容で、ときおり笑いもおきながら楽しく、興味深く聞き入っていました。やってみたいことに挑戦して趣味を増やし、それを将来の夢につなげる、という植松専務の話を聞き、子ども達は講話終了後さっそくやってみたいことを  言ってくるほど、心に響いているようでした。
○お昼休み&施設内見学
 昼食休憩を利用して自由に施設内見学の時間を設けました。ペーパークラフトによって作られたロケットやカブトムシに目を輝かせ、昼食を危うく食べ損ねそうになる子もいました。
 また、展示してあるロケットを見た子ども達が、「ロケットに跨って羽幌町に帰れますか?」という質問に対して「離陸と同時に皮膚が溶けますね。」と答えるなど、子ども達の活発な質問にも真剣に答えてくれる植松専務の周りにはたくさんの子供たちが集まって話をしていました。


講話に釘付けの子ども達

ペーパークラフトに夢中!

紙で作られたロボット!感動です


みんなで食べるとなお美味しい!

〇モデルロケットつくり!
 昼食をとった後、みんなが楽しみにしていたモデルロケットを作りました。大人からの助言はせず、自分たちの手で説明書を読み解きながらロケットを組み立て、完成すると達成感で大喜びしていました!組み立てた後は色を塗ったり折り紙を貼ったり、アレンジを加えて自 分達の思い思いのロケットに仕上げました。


黙々とモデルロケットを組み立て中

パラシュートうまく開くかな?

完成しました!

〇電磁石実験
 完成したロケットはひとまず置いといて、電磁石実験に移ります。たくさんあるスチール缶に電磁石を近づけると大きな音を立ててくっつきました。子ども達は大きな音にびっくりして耳をふさぎながらも初めてみる光景に目を丸くしていました!スチール缶を飛ばして電磁石にくっつける体験も出来て、とても楽しんでいました。


スチール缶が物凄い勢いで吸い付けられます

子供たちは大興奮!

数人乗っても取れない電磁石の強さにびっくり!

〇微小重力実験塔見学
 世界で3箇所、日本では植松電機にしかない約60メートルの高さの微小重力実験塔を見学しました。実験も見せてもらい、落下するボタンを押させてもらった男の子も。勢い良く落ちてくる大きな鉄の塊の迫力に子どもたちは口をぽかんと開けていました。この大きな塊がどうやって衝撃を吸収して止まるのかを教わりとても勉強になりました。


衝撃をどう吸収するかミニモデルを使って説明

ロウソクが無重力だったらどうなるのかなどを見せてくれました

約60mの実験塔

〇カムイロケット燃焼実験
 実際にロケット発射に使われるカムイ式ロケットの燃焼実験を見学しました。ロケット発射の迫力ある爆音が耳だけでなく全身に響き渡り、子ども達はロケットの魅力により一層引き込まれていました。

〇モデルロケット打上!!
 最後は自分達が作ったロケットを勢いよく発射しました。ロケットは空高く飛び上がり、パラシュートを広げて落ちてくるロケットをキャッチしようと子ども達は必死になって追いかけます。キャッチすることができた数人は嬉しさの余り雄叫びをあげていました。予想以上に高く飛び上がったので子ども達からも驚きの声でいっぱいでした。


ロケット燃焼をいまかいまかと待ち望む

3,2,1,発射!!,

キャッチの瞬間


キャッチできて喜ぶ二人

〇お礼の言葉
 最後に代表児童からの挨拶の後、バスに乗車し羽幌町へと戻りました。
 バスの中でも元気な子供たちはトイレ休憩で立ち寄った道の駅の公園で体力を使い果たすかのように全力で遊びました。大人数での公園遊びもいい思い出になりますね。帰りのバスでは今日学んだことを思い出して、楽しかった思い出と一緒に頭の中に詰め込みました。


お礼の挨拶を6年生から

遊具で遊んだり、走り回ったり自由に

 植松専務の講話や、数々の体験活動は子ども達にとってとてもよい刺激となりました。植松専務が伝えたかったことを素直に受け止め、吸収していってくれると思います。羽幌町子ども自然教室としても子ども達がやりたいと感じたことを少しでも拾いあげ、将来の夢へとつながるように応援していきます。





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