NO団体名主な企画内容
6 羽幌町子ども自然教室(北海道) 「羽幌町子ども自然教室」
ヨットやカヌー体験、25kmのサイクリング、森林ビンゴ等、毎月様々な自然体験を実施し、子どもたちの協調性やチャレンジ精神、郷土を愛する気持ちを育てる。焼尻島キャンプでは森林散歩や磯遊び、テント設営、野外炊飯などを行う。

速報レポート6 羽幌町子ども自然教室第1回「開校式・サイクリング」

実 施 日 平成26年5月24日(土)
実施場所 羽幌町原野地区、おろちゃんランド、羽幌町立中央公民館
参加人数 自然教室児童    45名(4年生7名、5年生25名、6年生13名)
引  率 羽幌町立中央公民館職員5名
活動報告

 羽幌町は海に面していながらも森林や山などにも恵まれています。しかし、市街地区の子ども達は普段、羽幌町の原野地区に足を踏み入れる機会が少ないため、その魅力を肌で体感してもらうために第1回自然教室ではサイクリングを行いました。
 当日の天候は曇り空、少し肌寒さを感じながら新しい面々の子ども達がぞくぞくと集まり、平成26年度羽幌町子ども自然教室は幕をあけました。
 まずは開校式。自然教室の心得や引率者自己紹介ののち、これから一緒に活動していく自然教室の仲間に1人ずつ自己紹介をしてもらいました。参加者の中には、昨年の自然教室から引き続き参加している子も多く、終止和やかな雰囲気で開校式を終えました
 自転車の整備を終えて、サイクリングに出発。最初はみんな余裕を感じさせる笑顔で軽快に飛ばします。田園風景や、羽幌川を眺めながら第一休憩ポイントまではなんなく到着。子ども達はまだまだ元気におしゃべりしたり、走り回って遊びます。しっかりと水分補給をとりながら次の目的地である羽幌町民スキー場入口前の休憩所まで出発。


学長より開校の言葉

参加児童の自己紹介

いざ、出発!


風が気持ちいい~!

もう…疲れた!?

全然余裕な3人組!


市街地があんなに遠くに

 このころになると前日に修学旅行を終えた6年生の子たちがやや遅れ始めましたが時間的には順調そのもの。やや冷たい風も自転車を走らせると心地よく、また追い風も手伝って走りやすい環境でした。田園地区では農家の子が田植えについて子ども達に説明したり、鳥に詳しい子は鳴き声だけで名前をあてたりと友達同士の仲も走行距離が増えるごとに深まっていきました。そんな中、第2休憩ポイントに到着。近くに頭首工があったので、希望者を連れて見学に行きました。子ども達は高いところに立つだけで水を得た魚のようにはしゃぎます。


第2休憩ポイント到着

疲れを知らない4年女子!

疲れてしまった6年男子


あたりは和やかな田園風景

 次の第3休憩ポイントである朝日集会所までは緩急が激しく、カーブも多いため、体力が一気に削られます。6年生の遅れも著しく、途中リタイヤの1名が車に乗って休憩ポイントまで送られました。スキー場から朝日集会所までは滅多に来る機会がないので、緑豊かな景色を眺めて疲れを忘れるようになんとかペダルを回しつづけました。


下り坂は体力温存

最後の休憩ポイント到着

目的地まであとすこし!

 目的地、おろちゃんランドまではあと少し。途中リタイアした子も再開して全員でゴールしました。みんな疲れきって、おなかペコペコ、その場で昼食を食べました。疲れたあとのお母さんのお弁当はいつもより美味しく、残さず食べ終えました。食事を終えた子ども達はすぐさまオロちゃんランドで遊具を使って遊んだり、全員で鬼ごっこをしました。さっきまでの疲れはどこへ…。最後に近くにある公民館まで自転車で戻り、全員で集合写真を撮って第1回自然教室を終え ました。


オロちゃんランド到着!

お疲れ様のお弁当

みんなで鬼ごっこ


遊具に群がる子供たち

完走おめでとう!お疲れさまでした!

 第1回目の自然教室、みんなで完走という同じ目標をもって活動し、達成後はみんな全力で遊ぶことで初めて会った友達ともすぐに打ち解け、今後の自然教室として活動していく準備が整いました。曇り空を除いてはサイクリング環境も良好だったため、肌で感じる風景には子供たちも感動しており、当初の目的である、羽幌町を知る、魅力を再発見する、という点に関しては十分な効果を得ることができたと感じています。



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