NO団体名主な企画内容
2 NPO法人 霧多布湿原ナショナルトラスト(北海道) 「きりたっぷ子ども自然クラブ」
地元のプロカメラマンに教えてもらう写真撮影、漁師さんに案内してもらう無人島探検、廃校でのキャンプ、自分で製作した釣竿での釣り体験など、四季折々の自然に触れ、地域の人たちが先生となり、地域に対する誇りや愛着を育てる企画。

速報レポート2

実施期日  2014年8月5日(水)10:00~7日(金)15:00
場所    旧浜中町立榊町小学校とその周辺の海岸・林道
内容    「廃校キャンプ」
参加者   小学生(3~6年生)21名・ボランティア6名・スタッフ4名 計31名
参加スケジュール

1日目
10:00 湿原センター集合、受付、出発
10:30 到着、挨拶、学校探検
12:00 昼食(屋上)
13:00 林道探検(生き物トラップとセンサーカメラ設置)
16:00 夕食準備、食事
19:30 肝試し(ボランティア企画)
21:30 消灯

2日目
06:00 起床
06:30 朝食・昼食作り、食事
09:30 トラップ回収&ゲーム大会(ボランティア企画)
11:30 昼食
12:30 海遊び&貝殻ペンディング
15:00 町内の温泉施設で入浴
16:30 夕食準備、食事
19:30 カメラ回収
21:30 消灯

3日目
06:30 起床
07:00 朝食準備、食事
09:00 カメラの映像を見る
10:00 流しそうめん準備
11:00 流しそうめん
12:00 荷物片づけ・大掃除
14:00 写真撮影
14:30 現地組解散(センター解散組は15:00)

活動内容

 人工の減少から学校の統廃合が進み、町内に増えた廃校を活用しようと2009年から続いている「廃校キャンプ」を、今年は旧榊町(さかきまち)小学校で実施しました。

「①集団行動を通して仲間をつくろう」「②地域の人と交流しよう」をねらいに、2泊3日町内外の子どもたちが寝食を共にしました。ネズミをターゲットとしたトラップや動物の体温に反応して撮影ができるセンサーカメラを仕掛け、林道に住む生き物を観察したり、海で貝殻を拾って絵の具を塗ったり、びしょ濡れになるまで海遊びをしたりと、学校から歩いていける距離で山と海を満喫できたように思います。また、初めての試みで流しそうめんに挑戦。榊町地区に住む小学生も4名参加してくれ、楽しい夏の思い出ができました。

子どもたちの感想(活動後アンケートより)

  • トラップに入ったネズミが可愛くて飼いたくなった
  • 流しそうめんの台を組むのと、できあがって食べるのが楽しかった
  • 肝試しが怖かった・面白かった
  • 掃除が好きになった
  • みんなと作って食べたごはんは美味しくてにぎやかだった
  • 前よりもみんなと協力できてよかった
  • 来年も絶対行きたい

スタッフのふりかえり

  • 子どもクラブにまだ友達が少なくもじもじしていた子が、2日目、3日目と段々他の子に馴染み笑顔が増えていったのが目に見えてわかったことから、集団生活を通して仲間をつくるというねらいは達成できているように思う。
  • 地域の大人たちにももっと関わりを持ってもらえる体制を考えたい。今年は例年に比べ、スタッフの力で済むプログラムだったので、地域の力を借りたいもの、借りられそうなものを考えてみる。
  • 子どもたちの準備や後片付けがとても早く、タイムスケジュールは3日間とも基本的に時間通り・余裕を持って過ごせた。自由な時間も作れた。
  • 中高生ボランティアがとても積極的に動いてくれた。慣れや継続の大切さを実感。彼らのケアや、満足度の把握などに努める。


アカネズミを生きたまま捕獲!

みんな全身ずぶ濡れで遊びました

流しそうめん大成功


最後にみんなで記念撮影



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■別年度のレポート
2014年度 きりたっぷ子ども自然クラブ 実施レポート

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