NO | 団体名 | 主な企画内容
|
42 |
出雲市立須佐小学校(委託:須佐コミュニティセンター)(島根県) |
「魅力いっぱい須佐の郷探訪」 学校と地域が一体となって、子どもたちに山の学習をし、昔暮らし体験をさせ、郷土への誇りと愛着をもち心豊かな子どもに育てる企画。水質調査や水質改善のためのEM泥団子作り、森林公園での観察学習などを実施する。 |
|
速報レポート1 すさっ子探検隊
実施日:5月24日(水)9:00~15:00
活動場所:島根県出雲市佐田町須佐地域内
参加者:須佐小学校1年生~6年生 80名、教職員14名、保護者16名、案内講師3名
ねらい
須佐の人や自然にふれあう活動を通して、地域に対する関心高め、大切にしようとする心情を育てる。
活動内容
須佐の自然とふれあう活動を4コース設定する。
(1)スサノオウォーク(東須佐コースを地域講師と一緒に歩く)
(2)スサノオウォーク(西須佐コースを地域講師と一緒に歩く)
(3)目田森林公園(班に分かれて炊飯活動)
(4)エンジョイものづくり(講師と一緒に自然観察をしながら、ものづくりをする)
須佐小学校児童を1年生から6年生を縦割り班(児童の希望により)にして活動をする。
活動の様子
(1)スサノオウォーク(東須佐コース)
出雲風土記に記載のある須佐之男命を祀る須佐神社に伝わる七不思議を地元講師と巡る。
(まずは須佐神社への参拝から)
- 雨壺(あまつぼ)
須佐神社から約1km下流の田圃脇にある大きな岩があり、その岩に直径約60cm
の穴がある。この穴をかき回すと須佐大神の怒りにふれて大洪水が起こり、犯し
た者の家には不吉なことが起こると言われる。
- 星滑(ほしなめら)
神社の西方、山の頂上近くで岩石が露出して谷のようになっている所に夜、白い斑
点が見える。これは星が光るのだと言われ、光沢があって大きく見える年は豊作
と言われる。
- 落葉槇(おちばのまき)
須佐之男命の妃神である稲田姫が、神社近くの誕生山でお産をなさった時、産具
を槇葉に包み、松葉で綴って流瀬川に流された。それが流れ着いた所に「槇と松」
が生え現在に至る。いまでも槇葉の縁に松葉で刺したような穴がある。
落葉槇(おちばのまき)
- 影無桜(かげなしざくら)
その昔、隠岐国で耕田が実らず不作が続いたとき、隠岐に住む男に夢想があり「須佐大宮
の境内の大きな桜が繁茂して、それが隠岐へ影をさすために耕作ができぬから、須佐の国
造に頼んでその桜を切ればよい」とのことで桜を切ったところ以前のように豊かな稔が続
くようになった。その切り株から生えた桜は以後大きくなることなく、また枯れることな
く現在に至る。
(講師から影無桜の説明を聞く)
- 神馬(しんめ)
その昔、藩主や有力な武将が神社へ馬を奉納していた。奉献された馬はどんな経路の馬で
も後に白馬二変わり、世の吉凶、災い、国の大事など種々の異常を予知したという。
- 塩井(しおのい)
神社系内の小池は塩水が湧いており、須佐之男命がこれを汲み土地を清めたという。
また、出雲大社に近い「稲佐の浜」とつながっており、湧出に間渇があるのは日本海の潮
の満干と関係があるといわれる。
- 相生松(あいおいのまつ)
神社本殿の裏に、一本で男松と女松の両肌を持ったものがあった。
昭和の初期に枯れ伐採された、今は跡を残すのみ。
(2)スサノオウォーク(西須佐コース)
- 地元講師と目田森林公園内にある室町時代尼子の臣亀井永綱の居城(高櫓城)跡に登り、
当時の高櫓城の役目等について話を聞く。
(高櫓城跡に登り集合写真)
(講師から高櫓城の殿様墓について説明を聞く)
目田森林公園内にある鬼の窟について説明を受け、多倍神社に移動をし鬼の窟に住む鬼
を須佐之男命が退治し、首を埋め大きな岩で蓋をしたと言われる鬼の首取り岩の伝説、
八俣大蛇退治の神霊を祭る神社である話を聞く。
(多倍神社について説明を聞く)
(高櫓城と関係の深い久光寺へ移動をし、高櫓城との関係の説明を聞く)
(3)目田森林公園でザリガニ釣りと自然観察をし、薪を使っての炊飯活動
保護者ボランティアの指導で目田池でのザリガニ釣りや自然観察もした。
(ザリガニが釣れた)
(スイーツ用の団子作り)
(カレーと団子を煮込み中)
(4)エンジョイものづくり
講師の指導で自然観察をしながら、自然に有る物を使ってものづくりをした。
(公園内での自然観察)
(公園内に落ちているもので創作活動)
(僕の力作です)
(僕の力作です)
速報レポート1 すさっ子探検隊
速報レポート2 EM団子を作って須佐川の環境改善
速報レポート3 佐田地域子どもリーダー研修
速報レポート4 EM団子を作って須佐川の環境改善
速報レポート5 須佐の自然を楽しもう
速報レポート6 山の学習と昔暮らし体験
プログラム検索に戻る