NO団体名主な企画内容
1 NPO法人霧多布(きりたっぷ)湿原ナショナルトラスト(北海道) 「きりたっぷ子ども自然クラブ」
"地域の小学生が浜中町の自然や産業に楽しみながら触れる機会を提供するための活動。「町の魅力を感じられるプログラム」を意識して、漁業体験、カヌー、海辺の昆虫観察会などを実施する。"

速報レポート4 「浜辺の昆虫観察会!」

日  時:7月28日(日)9:30~14:30
集合場所: 霧多布湿原ナショナルトラスト事務所(北海道厚岸郡浜中町琵琶瀬60)
活動場所:霧多布湿原ナショナルトラスト事務所、琵琶瀬海岸
参加者:小学生11名、中学生ボランティア1名、保護者3名、幼児1名、スタッフ3名、講師1名(川内谷亮太氏)/計20名
実施内容

今回の子どもクラブは、町内在住の浜辺の昆虫の専門家、川内谷亮太さんと一緒に、浜辺の昆虫の観察会を行いました!

9:30 集合
全員集合したら、トイレを済ませ、理科室に集まります。

9:45 昆虫に関するレクチャー
まずは川内谷さんから、浜辺にいる昆虫に関してのレクチャーを受けました。
そもそも昆虫ってどういう生き物のことをいうのだろう?
昆虫の中に甲虫の仲間(クワガタムシやカナブンなど)がいて、今回は浜辺に住む甲虫を観察します。




10:30 浜辺にて昆虫採集
浜辺の昆虫の基本的なことが分かったら、早速浜辺にでかけます。
浜辺に住む昆虫を捕るときは、ザルとバット、そして吸虫管という特殊な道具を使います。
まずは、虫の捕まえ方をデモンストレーションしてもらいます。



昆虫の捕まえ方が分かったら、いざ実践です。ザルの中に海草や砂を入れて、ふるいにかけます。



ふるいにかけたバットの中で動く小さな虫を、吸虫管を使って、吸って捕まえます。



12:00 霧多布湿原ナショナルトラスト事務所帰着
お昼ご飯を食べて、午後の活動に備えます。

12:45 昆虫観察&標本作り
捕まえてきた昆虫をシャーレに開け、形を見ながら種類を分けていきます。小さくて形がはっきり分からない虫が多いので、顕微鏡で詳細な姿を確認しながら分けていきます。





昆虫の分類が終わったら、お気に入りの昆虫を選んで、液浸標本を作ります。ラベルに捕まえた場所、捕まえた日にち、捕まえた人、昆虫の種類を記載して、昆虫と一緒にエタノールの入った瓶に入れます。



14:30 まとめ
浜辺の昆虫は小さな昆虫が多く、彼らは浜辺に打ちあがった植物や動物の死体を食べることで、浜辺の掃除屋としての役割を果たしています。浜辺に遊びに行った際にはそんな小さな昆虫たちにも思いをはせてみてください。
今回のプログラムを指導してくださった川内谷さん、本当にありがとうございました!



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