NO | 団体名 | 主な企画内容
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NPO法人霧多布(きりたっぷ)湿原ナショナルトラスト(北海道) |
「きりたっぷ子ども自然クラブ」 "地域の小学生が浜中町の自然や産業に楽しみながら触れる機会を提供するための活動。「町の魅力を感じられるプログラム」を意識して、漁業体験、カヌー、海辺の昆虫観察会などを実施する。" |
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速報レポート6 きりたっぷ子ども自然クラブ「夜のコウモリ調査隊!」
日 時:8月18日(日)16:30 ~ 20:00
集合場所: 霧多布湿原センター(北海道厚岸郡浜中町四番沢20)
活動場所:霧多布湿原センター、浜中町の酪農地帯
参加者:小学生6名、幼児1名、保護者2名、スタッフ2名、講師1名(中島宏章氏)/計12名
実施内容
今回の子どもクラブは、札幌在住のコウモリ写真家、中島宏章さんを講師にお呼びして、夜のコウモリ観察会を行いました!
16:30 集合
今回は、夜の観察会ということで夕方から活動開始です。
まずは中島さんによる、コウモリのレクチャーからスタートしました。
コウモリのエサってなんだろう?
コウモリの寿命はどのくらい?
コウモリって、何種類くらいいるのだろう?
コウモリの基本的な情報のほかに、写真の中に隠れている生き物さがしをして、生き物を探す目を養いました。
18:00 コウモリ観察地へ出発
コウモリのことを勉強したら、いよいよ外へ出かけます。
バッドディテクターというコウモリの超音波が聞こえるようになる特殊な道具を使って、コウモリを探します。
中島さんからバッドディテクターの使い方を教わって、早速コウモリを探します。
コウモリを探すときは、歩きながら色々な方向へバッドディテクターを向けてみます。
しばらく歩いていると、もう使っていない廃屋や牛舎を見つけました。
コウモリは人が使わなくなった建物の屋根裏などにも住み着くといいます。
建物の中も探してみることにしました。
怪しい場所を片っ端から捜索していきます。
結局、散策の段階では何匹かのコウモリの反応があり、姿を見ることもできました。
散策終了後は、コウモリが虫を食べに集まるという外灯の下で、コウモリが出てくるのを待ちます。
数分後、どこからもなくビュンビュンと飛び回るコウモリの姿が!
みんなで一生懸命にバッドディテクターをかざしながら観察します。
バッドディテクターの観察結果から、30ヘルツと50ヘルツの超音波を発するコウモリがいるということが分かりました。コウモリは種類によって発する超音波の周波数が異なるので、この日は少なくとも2種類のコウモリがいたということになりました。
19:50 湿原センター帰着
湿原センターに戻ったら、どの種類のコウモリが見られたかを図鑑と照らし合わせながら調べました。
生息環境や超音波の周波数から、観察できたコウモリはたぶんカグラコウモリとキタクビワコウモリだろうということが分かりしました!
最後は、中島さんにお礼を言って終了です!
もし自分の家の近くでコウモリを見つけたら、中島さんに教えてくださいね!
霧多布湿原センター館内にコウモリ調査員募集のポスターを張っておりますので、お立ち寄りの際はぜひご覧ください!
今回の観察会にご協力いただいた中島さん、本当にありがとうございました!
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