速報レポート２　児童たちが校庭で「ミニ田んぼ」づくりにチャレンジ

(1) 自分たちの手づくりでつくったミニ田んぼで、児童たちは、はじめて田植えをした。今までに田植えを体験した児童は1人もいなかった。
(2) 水位の調整、しろかき、土のならし
（3）植えた稲の品種は「ヒノヒカリ」。
　3～4本の苗を手に持って、ロープにつけた目印のところに、ていねいにやさしく植えた。
　慣れない水田の中で、2～3㎝の深さにまっすぐ立つように植えるのははじめての児童たちにとってはむずかしかったようだ。
　全部植えるのに２時間程かかったが、何回も植えているうちに上手に植えれるようになった。
（4）最後に、田んぼの土手にエダマメを植えて、田植えの作業は、すべて無事に終了した。
（5）水位の調整、稲の生育管理の注意点などについて説明した。

• 田植えのコツなどをたくさん教えてもらいました。腰に力をいれることがポイントでした。もっと楽に植えれると思っていました。稲が早く大きくなって収穫するのが楽しみです。
• 田植えのコツは苗を置くのではなく、入れるということを知った。昔の人は全部手作業でがんばっていたんだなあと感じた。
• 田植えをする時に、苗を植えるのは土が固くないので、グサッとささらないので、しっかり植えるのはどのくらいやればいいのか難しかった。テレビ局も来ていたし、テレビを見るのも、育ったお米を食べるのも楽しみです。
• 収穫したお米は、何もつけずに、それだけで食べたい。
• 今日の田植えでは、目印となるひもを引いたりしていたのでインタビューをされてびっくりした。苗を一杯植えることができた。最初の段階から色々と教えていただきありがとうございました。
• ミニ水田は、みんなで作った思い出だから、みんなで一緒に食べたいな。

　田植えの前に、これまで支えてくださった、すいた体験活動クラブの方々へお礼の気持ちと、収穫までの挨拶を行いました。代表の子供3人の言葉に「学ぶ楽しさ」を感じていることがひしひしと伝わってきました。そんな子供たちは、田植えの方法を学び、一つひとつ気持ちを込めて植えていきました。改めて、農家の方の知恵や工夫を学ぶことができたと思います。
田んぼ一面に乱れることなく植えられた稲の一つひとつの成長が、子どもたちはとても楽しみにしています。自分たちの作った田んぼに田植えができるという体験は子供たちにとって本当に貴重な体験になったと思います。

　すいた体験活動クラブのみなさんへ
　すいた体験活動クラブのみなさん　暑い中私たちの田んぼ作りをいつもサポートしてくれたり、放課後や朝の時間にも準備してくださりありがとうございます。
　青山台小学校に長く残る大切な田んぼを私たちが作れてとてもうれしい気持ちです。
　私は一番最初の時間にたくさんの土を運ぶのが大変だったけれど楽しかったです。
　最後に土の下にあったブルーシートをみんなで協力し合いながら、引っぱって取ることが出来て達成感が大きかったです。
　私はセメントを作るのがとてもむずかしくてこぼしてしまうことがりました。
　しかし友達と作るコツと教え合いうまく作れたのがすごく心に残っています。
　ぼくは、しろかきで足がはまってしまいぬけなくなりました。その時友達が助けに来てくれましたが、その友達も足がはまってしまいました。この時お米作りの大変さを学びました。
　そして、いよいよ今日が田植えです。青山台小学校5年1組33人がおいしいお米が出来るように一つひとつていねいに植えていきたいと思います。
　すいた体験活動クラブのみなさん　今日も1日よろしくお願いします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　令和3年6月30日
　　　　　　　　　　　　　　　　　青山台小学校5年1組一同

　児童たちにとって、ミニ田んぼづくりが大変やりがいを感じうれしかったようだ。
　この田んぼづくりでの多くの体験が、自分たちの人生においての大きな肥やしになるものと思います。

しろかき　田植え

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