NO | 団体名 | 主な企画内容
|
34 |
ボーイスカウト島本第1団 ビーバースカウト隊(大阪府) |
「自然と友達になろう! 友達を呼ぼう!」 身近な自然の中での自然体験活動。基地作り、水瀬川での探検、ハイキング、お宝探検など多角的に計画。 |
|
「自然と友達になろう! 友達を呼ぼう!」 びーばーぱらだいすぷろじぇくと・1 [10/5]
日 時:
場 所:
参加者:
木の葉章:
2008年10月5日(日)9:00〜15:00 雨のち曇り
阪急水無瀬駅〜ふれあいセンター
ビーバー隊9名(スカウト3名)
健康3・7、表現1・4(赤・橙2枚配布)
<活動のねらい>
・ゴミについて考える。
<活動内容>
・運動をする。
・手、足、体等の清潔に気を付ける。
・歌を歌う。
・絵を描いたり絵を見たりする。
<プログラム>
09:00 ビーバー集合、大きな輪
09:05 注意点(スズメバチの話:ビーバースカウトハンドブックで説明)
09:15 出発
09:30 おやつ調達
09:45 やまもも広場に向けて出発
10:00 春日神社 お参り、休憩
10:15 春日神社 出発
10:20 山入口(雨カッパ脱ぐ)
10:25 出発
10:40 竹林入口 休憩・おやつタイーム
10:50 出発
11:00 やまもも広場到着、簡易テント設営
11:15 プロジェクト旗作成
11:45 すかべんタイーム
12:15 ビバーク基地作り
13:15 ゲーム(目隠しトレイル)
13:30 おやつタイーム
13:35 ビバーク基地作り 続き
13:45 出発準備
13:50 東大寺公園に向けて出発
14:20 春日神社 お参り、休憩・おやつタイーム
14:30 出発
14:45 東大寺公園到着、表彰・連絡
15:00 大きな輪、解散
<レポート>
出来そうで出来ないのが雨降り体験隊集会である。
しかし今回はラッキーな事に雨降り隊集会には打ってつけの朝から雨模様となった。
天の神様に感謝である。
「びーばーぱらだいすぷろじぇくと」と名付けた今回のプログラムは
秘密基地を作るという設定の元、季節を変えて里山に入り
スカウト達に里山の季節の移り変わりを五感で感じ取ってもらう事を目的としている。
今回はまず第1回目として初秋の里山体験である。
里では金木犀の香りが秋の訪れを知らせ稲刈りが始まる季節だが
里山ではまだ、木々の葉は青く茂り、女郎蜘蛛の巣が幾度も行く手をを阻み、
スズメバチの活動が活発になる季節である。
出発前にビーバースカウトハンドブックでスズメバチについての注意を行う。
出合った時の対処方法やスズメバチの特性を説明し、万が一に備える。
パニックになっていたずらに蜂を刺激しないように言い聞かせた。
また装備として蜂撃退用の殺虫スプレーを携行して万全を期す。
東大寺公園で全員、雨合羽を身にまとい出発する。
基地に出かけるという想定の気分を高める為、
食糧調達として近所のコンビニにおやつを買いに行く事とする。
あれこれ相談し、袋入りのキャンディーを選んで購入する。
人数が少なかったせいか、思った以上にすんなり決定した。
道中、色付き始めた柿の実・ヒョウタン
匂いはするけど咲いている場所がわからない金木犀探しをしながら
山へと向かう。
山の登り口にある春日神社で安全のお祈りをする。
天王山近辺の里山は登り始めでいきなり、急坂になるのが特徴である。
しばらく登ると、木々が雨傘替りとなって雨合羽が不要となる。
また光も遮られて薄暗くなる。
季節を変えて里山に入る第一目的である、初秋の里山体験である。
この薄暗さは葉っぱが原因であること、雨降りでも傘も合羽もいらないこと。
これらをスカウトに体験してもらう事が大切な勉強である。
この場所で合羽を脱がせ更に山道を進む。
山道では分岐に来る度に後ろを振り返り、景色・特徴をスカウトに確認させる。
登りの景色と下りの景色が違うこと、
帰り道で迷わぬように 帰りの景色を確認しながら登るくせをつけ、理解させる事が重要である。
これらを景色の特徴探しゲームを行いながら登っていくと、
スカウトは帰り道で驚くほど良く覚えていたのにびっくりした。
無意識に登るのと意識して登るとの差は大きい。
やまもも広場に到着後はブルーシートとロープだけの簡易テントを設営し、仮基地とする。
スカウトにはペグ打ちを手伝ってもらう。
O副長に補助はしてもらうが、手出しはせずにスカウト達に自由にやらせる。
一緒に付いてきた保護者は心配そうで何かと口を出そうとするが、
ここで大人はぐっと我慢して自主性にまかせなければならない。
やり遂げたスカウトは自信がつき、実に楽しそうである。
テント設営後はプロジェクトの旗作りを行い、昼食とする。
昼食後はO副長がビバーク基地の設営のきっかけを作ってやると、
スカウトたちもすぐに要領を得て基地作りに参加する。
枯れ木や小枝を集めてきて、見る見る間にビバーク基地が完成した。
先程作ったプロジェクト旗を入口に飾り、早速中に入り住み心地の確認を行っていた。
こんな簡単なビバーク基地だが中に入ると風を遮り暖かく、実用度の高さには驚いた。
まだまだ遊んでいたかったが帰り時間となったので下山する。
途中の尾根道では下の谷から湧き出た雲が現れ、雲の中を歩く貴重な体験もできて
雨降りならではの楽しい隊集会となった。
<評価・反省>
・山の中では雨降りでも雨具がなくても歩ける体験ができた。
・新副長のO副長がスカウトに対して自ら仲間に入り、補助をしてくれた。
・今の季節でしか体験できない里山の自然に触れ合うことができた。
・スカウトの自主性が見られ里山遊びの有用性を認識できた。
・山道での歩行間隔保つ工夫が必要である。(リーダーが間に入る)
・蜘蛛の巣除けに笹の枝を持っていたのを見てスカウトがまねをして棒を持って歩こうとした。
転倒時に危険なので注意しなければならない。
<危険予知>
・熱射病に注意。随時、水分補給を行う。
・スズメバチ、ムカデに注意。
・山道での転倒。
・前を歩いた人で跳ね返った枝に注意。(間隔をあけて歩く)
自然と友達になろう! 友達を呼ぼう! 実施レポート(1)
自然と友達になろう! 友達を呼ぼう! 実施レポート(2)
自然と友達になろう! 友達を呼ぼう! 実施レポート(3)
自然と友達になろう! 友達を呼ぼう! 実施レポート(4)
自然と友達になろう! 友達を呼ぼう! 実施レポート(5)
自然と友達になろう! 友達を呼ぼう! 実施レポート(6)
プログラム検索に戻る