速報レポート5日程:2021年10月17日(日)
スケジュール
人数:21名(参加者9名、学生スタッフ6名、講師2名、運営スタッフ4名) 9:00~ 9:30(30分) 受付 ※雨天により、大幅なスケジュール変更を余儀なくされた。雨天用にもプログラムは準備していたが、気温も低かったため参加者の体力消耗を考慮し、休憩時間等を多く取るなどの調整もに苦労しながらの進行であった。 ※2班の編成 ※第1~3回にかけてインスタントカメラでフォトキャラバンを実施。 アイスブレイク 初対面で緊張しきっている子どもたちの心を解きほぐすために行うレクリエーション。過去に鳥取砂丘での自然体験活動をサポートした経験を持ち、本イベントでも毎回お世話になっている鳥取市レクリエーション協会コーディネーターの塚田比香里氏へ講師を依頼。グループ遊びや、新聞紙を使った探検隊ゲームなどを行い、今回が初参加の子どもも居たが、あっという間に他の参加者や学生スタッフとも打ち解けた様子。 チーム旗作り チームの結束を深めるために行うチーム旗作り。リーダー(学生)が常にチームカラーの旗を持ち1日活動をする。今回は中学生のジュニアリーダーが参加者の子どもたちの意見をまとめ、チーム名を決めるなど積極的にジュニアリーダーとして活動に参加している様子が伺えた。 多鯰ヶ池 アクティビティ(カヤック体験) 鳥取砂丘から徒歩10分の場所にある『多鯰ヶ池』でのアクティビティ体験。実施は浦富海岸を中心にマリンアクティビティを行う鳥取県自然体験塾の長谷川浩司氏。カヤックに初めて乗る子どもも多く、非常に楽しみにしていた様子だった。インストラクターによる準備体操とパドル操作の説明やレクチャーのあと、実際にカヤックに乗って多鯰ヶ池を半周した。雨の降る中での活動だったこと、また気温が低かったことで疲れた顔をしていた参加者もあったが、感想を聞くと『楽しかった!またやりたい!』と多鯰ヶ池を満喫できた様子だった。 まとめ学習 拠点に帰ってまとめ学習。予定では2項目のまとめ作業を行う予定であったが、雨天でプログラム変更となり、多鯰ヶ池でのカヤック体験のみとなった。 鳥取砂丘ビジターセンター(風紋実験・展示室見学) 鳥取砂丘ビジターセンター館内での砂丘学習。砂にできる模様『風紋』のでき方を学ぶビジターセンターの名物実験と、ドローンを使った砂丘地の空撮映像が上映されるシアターを見学。展示室では全国各地の砂を顕微鏡で比較したり、標本で植物や虫を観察したり、クイズモニターで砂丘クイズに挑戦したりと、それぞれが興味のある展示を自由に見て学習した。今回が初参加となる子どもに、砂丘のことや展示物を解説する場面もあり、これまでの活動で学習したことが活きていると実感した。 砂丘農業学習・梨狩り 鳥取砂丘の名産品としてらっきょうが有名だが、実は梨農業も盛ん。鳥取砂丘のすぐ近くに“梨狩り街道”と呼ばれる、農家や販売店が並んでいる道筋があるほどである。手に運賃を握りしめて路線バスに乗り、農業センターへ徒歩で向かった。保護者とも現地で合流し、親子で砂丘農業体験をさせてもらった。山湯山果実組合の中村氏に講師を依頼し、一本の木からどのくらい梨が収穫できるのか、収穫する時のポイントなどを子どもたちにも分かりやすく紹介していただいた。その後は農園で『新興梨』と呼ばれる品種の梨狩り体験を実施。『どれを取ろうかな』と吟味しながら自分の手で梨をもぎ取る作業を楽しんでいた。その後はプラスチックナイフを使って、自分が収穫した梨の皮を剥き、その場で試食。自分でもいだ梨は格別に美味しかった様子で、かぶりつきながら食べていた。また、収穫した『新興梨』とは別に『二十世紀梨』と『新高』と呼ばれる2品種を用意し、食べ比べを行った。試食してみるとハッキリと分かる味の違いに驚いていた様子であった。 まとめ学習 農業センターで場所をお借りし、最後のまとめ学習。この日のまとめは、午前中の多鯰ヶ池カヤック体験・農業(梨狩り)体験・今日のいちばんの思い出の3項目のみとなった。予定では、山陰海岸ジオパークを海から観察する遊覧船に乗る予定であったため、参加者からは『乗れなくて残念』と多くの声があった。今年度初めてジオパーク学習として遊覧船を計画したが、次年度以降もまた乗船をプログラムに組み込みたい。梨狩り体験から合流した保護者には、学生スタッフと参加者の様子や活動を間近で見てもらう機会となった。『いつも帰宅後に学生スタッフとの思い出を楽しそうに話してくれます』といった声もあり、学生スタッフを交えた親子活動も有効だと改めて実感した。 速報レポート1 速報レポート2 速報レポート3 速報レポート4 速報レポート5 ■別年度のレポート 2019年度 ちびっこ砂丘探検隊2019 実施レポート プログラム検索に戻る |