速報レポート1 「芋の苗植えと昔あそび」活動日:2022年5月29日(日)
活動内容
活動場所:NPO法人里豊夢わかさ活動地 若狭町能登野区地係里地里山「のとのの里」 参加人数:小学生8名 中学生1名 幼児2名 保護者9名 スタッフ7名 合計27名 会場に来た参加者から検温と体調確認を行い、開会式でコロナ対策について協力を求めた。午前中は、里地のサツマイモ畑に移動してサツマイモの苗を植え、その帰路、竹林に寄って竹の伐採活動を行った。午後から「昔あそび」として伐採した竹を使って「竹けん玉」をつくり、その竹けん玉で遊んだ。 気温がグングン上がるなかであったが、子どもたちはマスクをしたまま苗植えに取り組んでくれていた。 第一回目の水分補給の休憩時、マスクを外すことも指導し、小さい子どもたちはマスクを外して苗植えに取り組んでくれた。 竹の道具の先端に苗をひっかけて土の中に埋め込んでいく。ちょっとしたコツがあるが、高学年の子は躊躇することなく、手際よく植えていた。 初めて参加した子どもは、経験のある子どもの様子を見ながら会得して植えていた。「真似る」⇒「学ぶ」である。植え終えた後、苗が風に飛ばされないように足に体重をかけてしっかり抑え込んだ。 植え終わった後は、一本一本の苗にたっぷりの水やりを行ってくれた。 水やりが楽しいようで、順番待ち状態となった。ただ、乾燥が続いており、畑全体がカラカラ状態であったため、苗植え活動を終えた後、村田氏が畑全体をスプリンクラーで水を撒いてくれていた。 (2) 竹の伐採(竹けん玉用) 足を踏み入れるのもおっくなほど荒れた竹藪の中に入って、適当な太さの竹を選んでいる子どもたち。足場が悪いので慎重に、一歩ずつ進んでいる。 探し出した太めの竹の切断に入るが、周りの竹などが邪魔となり、切り出すのも一苦労していた。 切り出した竹を必要な長さに切断し、次に枝を払い落して「竹けん玉づくり」の材料を確保した。 (3) 竹けん玉づくり 提示した写真から製作過程をイメージしている。昔、そうであったようにあくまでも自分の頭の中でイメージ化し、形作っていくことを求めたため、真剣に取り組んでいる。 竹にマジックインクで印をつけ、ノコギリで切断していく。 沸騰したお湯の中に作った竹けん玉を入れて、油抜きを行った。 油抜きをし、完成した竹けん玉。磨きが不十分なけん玉と比較すると、落ち着いた雰囲気の竹けん玉に変身している。 「昔あそび」の竹けん玉遊びに挑戦。やや細い竹で作ったため受け止める難易度は高くなったが、何度か挑戦しているときれいに受け止めるようになった。 (4) 後片付け 払い落した竹の枝などを集めて所定の場所へ。この中学生の行動をきっかけに、子どもたちは広場のそうじを始めた。 使い終わった玉切り台の後始末を行ってくれた。この台は結構な重さであるが、仕舞う場所に運び込んでくれた。 ノコギリの目詰まりの木くずをブラシで取り除き、ヤニトリ液をつけている。ブラシできれいに取り除いたと思ってもこの液をかけるとヤニが浮き出てくる。使用したノコギリの手入れを終えた後、次回の活動で使用する大きなノコギリの点検と手入れまで行ってくれていた。 一向に収まらない新型コロナの影響を受け、少人数の参加者で活動を行なった。予定通り活動を行ったが、暑さに慣れていない小さい子どもは、サツマイモ畑への往復の移動で疲れたとのことで昼食後、帰宅した。コロナ禍で外出の機会が減少し、外遊びが疎かになっているようで、体力が落ちているのではと心配される。残った子どもたちは元気で楽しく午後の活動を行い、後始末もしっかり行ってくれた。 速報レポート1 「芋の苗植えと昔あそび」 速報レポート2 「SDGsを学ぶ『森のそうじ』」 速報レポート3 「水あそび」 速報レポート4 秘密基地づくり 速報レポート5 活動名:豊かな森づくり ■別年度のレポート 2018年度 「里山の四季 まるごと体験」 実施レポート プログラム検索に戻る |