速報レポート4 秘密基地づくり活動日 2022年9月25日(日)
活動内容
活動場所:NPO法人里豊夢わかさ活動地 能登野区地係里地里山「のとのの里」 参加人数:小学生11名 中学生0名 幼児5名 高校生0名 保護者10名 スタッフ7名 合計33名 今回は、新型コロナの感染拡大の影響と活動内容が大きい子どもを対象とした活動に受け取られことで、応募締め切り時の参加申し込みは小学生3名と大人4名の2家族のみであった。秘密基地づくりとロープワークは小さい子どもたちには難しく敬遠されたようである。再度参加を募ったところある親から子どもたちの要望としてクラフトをあげているが可能であるかと相談を受けた。幼少期から一人でも多くの子どもが里山に関心を持ち、里山に足を運び、自然とのふれあいを楽しみ、里山で過ごした心地よさを感じてでもう事で、将来的に自然に関心を持った子どもたちを育てたいという思いがあり、受け入れることとした。 (1) ピザづくり <準備①>のとのの里に到着した子どもたちがピザづくりのための準備に取り掛かってくれている。黙々とテーブルを水拭きし、消毒拭き後、のし台を並べて消毒も行い、拭き取っている。先輩の行動を真似、指示されることなくのとの里に来ると最初にする仕事となっている。 <準備➁>開会式後、ピザ生地作りに素早く取り組めるよう、のし台ごとにボールとしゃもじ、生地づくり用の小麦粉が入った袋をセッティングしてくれた。 <初のピザづくり指導>今回初めてピザづくりの世話をすることとなった4年生女児。ボールに入れた小麦粉の上にドライイースト一定量入れている。この後適温に調整したお湯をドライイーストに向けて注ぎ、オリーブオイル、塩を入れる。その後は生地作りの世話など多忙を極めるが、見事にこなしていた。 <生地作り>ボールの中である程度こねた生地をのし台に移し、しっかりこねている子ども。体重を乗せ、生地がなめらかになるまでこねている。 <生地伸ばし初体験>発酵した生地を薄く広げていく活動である。初体験の幼児も母親に手伝ってもらいながら見事に薄くピザの形に作っていた。 <焼きあがったピザを手にニッコリ>ピザ焼きにひとてまの注文をお願いしていた女児。ほぼ焼上がったころを見はからって一旦ピザ窯から出してもらい、マシュマロとチョコレートを載せ、再び窯の中に入れもらっていた。窯から出てきたピザを見て思い通りの仕上がりにご満悦のこの表情。 (2) ロープワーク <お手本を見ながら>巧みな手さばきを見て、即挑戦する子どもたち。得手不得手があるようで、即できる子もいれば、何度もアンコールして習得を試みている子もいた。 <おじいちゃんに伝授>身に付けたロープワークの技をおじいちゃんに手ほどきしている。孫に教えを受けているおじいさんも幸せそう。 (3) クラフトづくり <素材探し①>植樹地のヤマグリのブロックに入り、イガを使いたいと親に頼んで枝先を折ってもらっていた。これどう生かしていくのか楽しみにしていたが、クルーガンではひつけることが出来ず、そのまま置物にしていた。 <素材探し➁>まだ、どんぐりの落ちる時期ではないが、先日の台風で多くの青いドングリが落ちていた。大きいクヌギのドングリも落ちていると知らされ、夢中になって探していた。 <クラフトづくり①>クラフトづくりの全景である。全くの無言となり、モノづくりに集中している。 <クラフトづくり➁>集めてきた素材でモノづくりを生かしてモノづくりに取り掛かっている。クルーガンを使ったり、ボンドを使ったり、ペイントマーカを塗っている子どももいた。 <見て、できたよ!>幼児にカメラを向けると、自分で作ったクラフトを手にポーズもバッチリ。一生懸命作っており、納得のいくクラフトができたようである。 (4) 秘密基地づくり <竹でステージ作り>太くながさ10mの竹を台の上にのせるのに一苦労。大人二人がかりでも持ち挙げるのに相当力を要すル重さであるが、子どもたちは掛け声をかけて持ち上げ、力を合わせて台に押し込んでいく。 <補強と補充>朽ちた竹の入れ替えを行い、外したロープで絞め直しを行っている。 <手旗信号>海洋少年団指導員のスタッフからの一言「そこから手旗信号でみんなにあいさつしたら」を受け、「こんにちは」を教えてもらい、ステージで覚えたてを披露してくれた。手旗信号を何かに使えると面白いのだが‥‥。 今回は、新型コロナだけでなく、体育会など学校行事などが重なり、1週間前になっても参加者が7名以上増えなかったため、再度募集と地域の方に参加を呼び掛けてもらうよう協力を求めた。活動内容を変えることで地域内の親たちへの呼び掛けが始まり、幼児を中心とした親子38名の参加者を集めてくれた。しかし、活動日前々日、その呼び掛けてくれた親の子どもたちを中心に保育園児数名がコロナに感染し、親・兄弟も濃厚接触者として欠席という知らせを受けた。それでも感染に関係のない他の親子に参加を勧めてくれ、19名の参加を確保してくれ、開催にこぎ着けることが出来た。 速報レポート1 「芋の苗植えと昔あそび」 速報レポート2 「SDGsを学ぶ『森のそうじ』」 速報レポート3 「水あそび」 速報レポート4 秘密基地づくり 速報レポート5 活動名:豊かな森づくり ■別年度のレポート 2018年度 「里山の四季 まるごと体験」 実施レポート プログラム検索に戻る |