速報レポート5 活動名:豊かな森づくり活動日 2022年10月23日(日)
活動内容
活動場所:NPO法人里豊夢わかさ活動地 能登野区地係里地里山「のとのの里」 参加人数:小学生9名 中学生0名 幼児16名 高校生0名 保護者18名 保育所関係者2名 スタッフ9名 合計54名 今回の活動のメインは、15年間継続実施している植樹活動(第15回ミニ植樹祭)である。身近にありながら荒れ放題で疎遠となっている里山を、子どもたちの手で緑豊かで安らぎのある森へと変える活動で、6月の「SDGsを学ぶ『森のそうじ』」に繋がる活動である。植樹木は、一帯に生育している植生に合わせ、ネイチャクラフトの素材としても活用できる大きなドングリのなるクヌギを選定した。 (1) 植樹活動 <苗木の搬入①> 苗木の束の搬入を試みている小1の子ども。入り口まで運んで応援要請。他に炭堆肥や支柱、サプリガードネットなども協力し合って植樹の場所まで搬入した。 <苗木の搬入➁> 昨年、のとのの里で拾ったクヌギのドングリを鉢植えで育て、立派に成長した苗木を植樹場所に搬入する小4の子ども。 <穴掘り> 4分の1ほど掘り進んで、いったん休憩している小1の子ども。子どもたちが一番苦労していたのが穴掘りである。木の根や笹の根が地中にはびこっており、手こずっていた。 <苗木植え> 掘った穴に木を入れ、堆肥と土を入れている3歳児と4歳児。幼児と侮るなかれ、スコップや手でしっかり堆肥や土を入れていた。 <ドングリから育てた苗木の植樹> どんぐりから育てたクヌギの苗木を植えている小4と小6の子ども。「背丈まで伸びるのを楽しみにしている」と話してくれた。 <杭打ち> 風や雪から守るための杭打ち。3歳児も真似て杭打ちを行いたいということで3人がかりで安全に活動ができるように支えている。打つ恰好だけであるが満足していた。 <支柱の差し込み> サプリガードネットの支柱を差し込んでいる小1の子ども。全体重をかけて‥‥。この後、動かないように木づちで打ち込んでいた。 <ネットの取り付け> サプリガードネットを結束バンドで固定している小1の子ども。山からの吹き下ろしの強風でネットが吹き飛ばされるおそれがあるため、しっかりと支柱に固定している。 <使用道具の後始末>植樹に使用した泥のついたスコップを水で洗い落としている小4の子ども。乾燥後、みんなで収納まで行ってくれた。 (2) サツマイモ掘り活動 <さつま芋の収穫> 掘る時の注意点などの説明を受けた後、思い思いの場所で芋掘り開始。 <収穫> 大きな芋を掘り当て、慎重に掘り出している小1の子ども。最後は手で掘っていた。 <大きいもゲット> そのいもの掘り出しに成功し、控え目に「やったぞー」 <集積場所へ運搬> 自分が収穫した芋は、手柄をとられないように?と自分で運んでいる幼児。 <積まれたサツマイモの前で> 収穫し、積まれたサツマイモの前で誇らしげな顔の子どもたち。「とったぞー」と叫んでいる幼児も。 <焼きイモ用に水洗い> 土のついた芋を水で洗っている子どもたち。紅あずまの鮮やかな色の出現に思わず、きれいと叫んでいた。焼き芋にする分だけ水洗い。 <焼き芋の準備> 洗った芋を新聞紙に包んでいる子ども。この後、新聞紙に包んだまま水に浸けて濡らし、ブラックアルミホイルでさらに包んで熾火の中へ。 <焼き芋①>: 熾火で焼上がったさつま芋。半切したドラム缶の中で薪の熾火でじっくりと焼き上げた。 <焼き芋➁> 焼上がった芋を食べている4名の親子。ホクホクの焼き芋に大満足していた。 里豊夢わかさ主催事業⑦の開催日は、10月16日を予定していたが、コロナ感染が地域内の保育園と小学生にも出てきたため、一週間延期し(10月1日活動日変更のお願い送付済み)、10月23日に実施した。ただ、この日は、既に保育園の思い出作り活動が既に入っており、多人数の活動となった。子どもの参加者25名のうち、小学校高学年がわずか2名で、後は小学1年生が7名、幼児が16名と低年齢の子どもたちが大半で、その子どもたちほぼ全員が初参加という状況下の活動であった。 速報レポート1 「芋の苗植えと昔あそび」 速報レポート2 「SDGsを学ぶ『森のそうじ』」 速報レポート3 「水あそび」 速報レポート4 秘密基地づくり 速報レポート5 活動名:豊かな森づくり ■別年度のレポート 2018年度 「里山の四季 まるごと体験」 実施レポート プログラム検索に戻る |