速報レポート１５　里山ワクワク癒し体験③

　２日目は３つの活動をローテーションでまわる活動です。

　１つ目は竹の間伐体験です。近くの竹林に入り大きく長い竹を切り出します。そして切り出した竹をみんなで運び一定の間隔でノコギリで切っていきます。するとたくさんの筒ができます。それをなたで割って、肥後守という小刀でマイ箸作りです。自分が食事で使う箸を竹林に入って切り出すとことから始めるなんてとんでもないワクワクです。そして学びです。竹林も定期的に間伐しないと荒れる一方。これで少しは生物多様性の保全に貢献できたかもしれません。

　２つめは関西国際大学の学生プレゼンツ！陸の生き物のつながりを見つけよう！という活動です。虫網虫かごを持ち、生き物採取のスタート！さすが里山、大阪市内ではめったにお目にかかれない生き物に出会います。カマキリにナナフシ、ニホントカゲにスズメバチ、イノシシの足跡にアナグマのフン・・・生き物の命をとても身近に感じます。そして見つけた生き物で生態系ピラミッドを作成。食う食われるの関係をもとに、生き物のつながりが見えてきます。自然体験を学びにつなげる、とても良いプログラムでした。

　３つめは焼き板製作です。今年度から取り入れた活動です。何か形に残る旅の思い出を！ということで始めました。１日目に磨いた杉板に思い思いの風景や言葉を書いていきます。焼き板のにおいは正にみんなが泊っているかやぶき屋根の民家のすすの匂い。見た目だけでなく匂いからも旅を思い出すことができますね！

　とても充実した２日目のプログラム。続くは夜のプログラム、里山のキャンプファイヤーです！

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