
NO | 団体名 | 主な企画内容
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47 |
広島県山岳連盟(広島県) |
「わんぱく登山部」 山登りや沢登りを通して、子どもたちに「楽しい」「好き」といった気持ちの原体験を提供する。同時に登山の活性化や「山行中の屎尿の持ち帰り」を広報し、社会に提言する活動もおこなう。 |
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「わんぱく登山部」 夏の大チャレンジ! [8/9-11]
日 時:
場 所:
参加者:
2008年8月9日(土)〜11日(月) 晴れ
広島県山県郡安芸太田町 恐羅漢、牛小屋谷エコロジーキャンプ場、横川、
奥三段峡〜恐羅漢山(標高1346m・県内最高峰)、那須出合い
部員16名(小学校3〜6年生 男子8名、女子8名)、スタッフ6名
<活動のねらい>
・探検的・冒険的な大きなあそびの楽しさ・達成感
・遊び込む・遊びきる機会の提供
<活動内容>
わんぱく登山部の夏合宿。
沢登りと山登りの縦走チャレンジをメインに、
暑い夏の中を上手に山遊び(川遊びや沢りなど)で遊びきる3日間。
1日目は、キャンプ場まで行く途中の沢によりみち。沢遊びでみんなで涼をとった。
2日目の奥三段峡〜恐羅漢山チャレンジは、「絶対エスケープしたくない」「行きたい」という気持ちの中で、
約9時間をかけて1年越しの縦走を成功させた。
3日目は休養もかねて午前中をゆっくりすごし、気温があがってきたため、キャンプ場を早めに撤収。
涼をもとめて山間の里の川辺へくりだし、最後の川遊びを楽しんだ。
<タイムスケジュール>
8月9日 -- 横川(よこごう)での沢遊び・キャンプ地入り -----
08:30 横川出発
10:50 横川での沢遊び
12:30 キャンプ地到着・昼食(お弁当)
18:30 夕食(牛丼・高野豆腐)
20:30 明日の活動のための説明と会議
21:00 就寝
8月10日 -- 奥三段峡〜恐羅漢山チャレンジ -----
05:30 起床・準備
朝食(炊き込みご飯・めかぶ・キャベツとあぶら揚げの味噌汁)
06:30 装備付け
07:00 キャンプ地出発(バス移動)
07:45 奥三段峡〜恐羅漢へスタート!
13:00 奥三段峡を抜ける(林道出会い)
※昼食はパンやスープなどの行動食
14:50 台所原手前の広場
16:00 恐羅漢山山頂
17:00 下山(キャンプ場門前) ※約9時間
19:40 夕食(ごはん・焼き豚クリームシチュー・きゅうりとはるさめの酢の物・フルーツジュース)
21:30 就寝
8月11日 -- 予備日・休養日 -----
05:30 起床
08:00 朝食(ごはん・目玉焼きとウインナー・はるさめの味噌汁・いわしの甘露煮・りんご)・撤収
11:15 昼食(ねぎ入りラーメン)
12:00 キャンプ場出発
13:00 那須集落の川到着・川遊び
14:30 出発
16:00 横川駅到着
<運営ポイント>
2日目縦走について:地図や自分達の体験をもとに前日にチャレンジの説明と会議。
どれくらいの頑張りが必要なのか、どんな風にすれば自分達で成功させられるかなど、2日目のチャレンジのイメージを。
<こども達の様子>
すべてに積極的で前向き。2日目のメイン活動は達成感のあるとてもよいチャレンジになった。
大チャレンジについては、前日から「エスケープしたくない」「絶対、恐羅漢に行きたいよね」などのことばも。17時のタイムリミットと予想8時間の行程に「早く寝よう!」と急いで寝る仕度をして動く姿もあった。
チャレンジは集中していた。「いくぞ!」という感じでペースもかなりよい。「13時に林道にはいらなければ」「台所原から1時間だから、16:08にはつかなくちゃ」と全員で時間にもこだわっていた。
沢登りはもとより、最後の台所原からの1時間の山登りはよくがんばったと思う。苦しいのぼりにもかかわらず「2日目は全部楽しかった」と、ふりかえりシートに書いたこどももいた。
また、「沢の最後の滝がすごかった」「ブナの林が気持ちいい」など、
ただゴールにこだわるだけでなく、「冒険・探検」」の部分もしっかり楽しんでいる様子が見られた。
それ以外の毎日の過ごし方も、自分たちの力でどんどん遊んで楽しめている。
沢遊びのために水槽や網・シュノーケルを用意してくるこどもも。沢遊びの内容も、泳いだり、飛び込んだり、生き物を捕ったりなど、各自思い思いに楽しむ様子が印象的だった。
キャンプ場では広いスペースを使って、自分がはいている靴をとばしての遊びがはじまり、それを変化させて靴飛ばし野球「クッツベースボール」なるあそびを発明してはやらせていた。暗くなったら「サバイバルおにご」で盛り上がった。
1年越しの念願の大きな冒険もこなして、思いっきり遊びきった。
<安全管理>
「管理ポイント・2日目縦走」
・装備の正しい装着
・飲み水や行動食の計画・バックアップ車の配備
・こども達へ、再度危険についてのインフォメーションをし、心構えを
「インシデント」
状況:沢での活動中、こけて沢の中の石に足の親指をぶつける。(最終的に両方とも)
ショックと痛みで気持ちがなえる。以後、軽い脱水症状も。
要因分析:フィールドの特質と個人のその時点での運動能力。また、成長期のため
購入したばかりの大き目のアクアシューズを着用していた。
今後の対策:毎回運動靴を案内しているが、今年は自主的なアクアシューズの持参が目立った。
(去年は自主的なサンダル持参があって困ったことも)
沢での怪我はつきものだが、つま先の痛みはかなり衝撃が大きいので出来ればないに越したことはない。
つま先の保護について、特に保護者に伝えるようにしたい。(アクアシューズより運動靴のほうが良いかも?)
沢は一般の人が立ち入ることがない場所。沢につかった事のない人には、特にイメージを持ちにくい場所・あそびのようだ。
<評価・反省>
「運営」
2年目の運営でサポートする大人たちも勝手をよく承知していて、個人的にも全体的にも余裕があり、スムーズな運営だった。
また、前日のチャレンジのためのミーティングは有効に働いた。
「プログラム設定」
ねらいは達成。冒険の楽しさと同時に、大きな達成感も得られた。
今の彼らにちょうどよい設定。が、もう少し出来る感じも。
<総合評価>
とてもよいチャレンジ&キャンプになった。
沢の上流はどうなっているだろうという好奇心と、本当にできるかやってみようというチャレンジ精神
そして、それをやりきる集中力と忍耐力。去年とはくらべものにならないほど、彼らの成長は目をみはるものがあった。
女の子も、男の子も、誰もこのチャレンジにひるんでいなかった。
「自分たちは出来る。そして、もっと出来る」というこれまでの自信を、今回またさらに強めた感じがある。
また、キャンプでの膨大な時間も、自分達の力で中身のあるものに出来ていた。
自分達で遊びを発明し、心から楽しめている。
わんぱく登山部 実施レポート(1)
わんぱく登山部 実施レポート(2)
わんぱく登山部 実施レポート(3)
わんぱく登山部 実施レポート(4)
わんぱく登山部 実施レポート(5)
わんぱく登山部 実施レポート(6)
わんぱく登山部 実施レポート(7)
わんぱく登山部 実施レポート(8)
わんぱく登山部 実施レポート(9)
■別年度のレポート
2007年度 わんぱく登山部 実施レポート
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