NO団体名主な企画内容
10 NPO法人 もあなキッズ自然楽校(神奈川県) 「Universal View -身近にある自然を“いつもとは別の視点”から見てみよう!」
学童に通う小学1~6年生が、体験や実験を通して、いつもとは別の視点から身近にある自然とふれあうプログラム。実験装置を作って自然界の仕組みを学んだり、顕微鏡でミクロの世界をのぞいてみたりする。

速報レポート1 「緑道の物を使ってろ過装置を作る」

活動日 5月9日(火)
活動場所 放課後児童クラブ「もあなのいえ」/近隣の緑道
参加者 子ども15名/スタッフ2名
活動内容

今年度のUniversal Viewの活動が始まりました。初回のテーマは『ろ過装置を作ろう!』です。
あらかじめ渡されるいくつかのアイテムと緑道にあるもので、緑道のせせらぎの泥水をきれいにするというものです。室内でろ過についていくつかお話をしたら、渡すアイテムについてお話しました。

チームは全部で4チームで行い、各チームにペットボトルを渡します。そして、特殊アイテムとして、布、ティッシュ、靴下もじゃんけんで勝てばもらうことができます。さて、どれにしようか。

「じゃんけんぽん!!よっしゃーーー!!!」
「あー…負けちゃった。」

勝ったり負けたりでアイテムが決まりました。


スタッフがろ過に使えるアイテムを説明します

いよいよ外に出発です!緑道にはろ過に使うことができるようなアイテムがたくさん落ちています。
木、草、石、砂、土などなど、たくさんの資源の中から入れる材料とペットボトルに入れていく順番をチームで決めていきます。

「この小さい粒とか使えるんじゃない?」
「おっけー!じゃあどれくらい入れようか」

できるかどうか分からないけれど、考えたって仕方ないからひとまず作ってみます。


「まずは石とかを入れてみる?」手探りではじまります。

完成したら水を入れて試してみます。ルールの中では、時間内であれば何回も挑戦していいことにしています。そして、制限時間終了時にみんなの前で水を入れたものを比べて、一番きれいな水を作れたチームが勝ちです。よーし!入れてみよう!入れるのは黒く濁った完全な泥水。きれいになるかな?

「お!結構透明じゃない!?」
「いい感じじゃん!」
「でも、まだちょっと泥が浮いてるかもね」


出てくる水を見る子ども達の目は真剣です

「ここまでは泥水だけど、ここから透明になっているから、もっと上側に石を入れたらいいのかも!」
水を透明にするうえで、しっかり機能しているところはキープし、機能していない部分を強化するという作業を繰り返します。また、入れるものが石がいいのか、砂がいいのかなどについてはチームで話しながら進めます。

そして、制限時間が終わりました。それぞれのチームで作ったろ過機をみんなの前でテストします。
大注目の一瞬。「透明なお水出てくるかな~?」
めーーーーっちゃ透明!!!!
想定していたよりも透明でスタッフもびっくりです!しかも、1チームがたまたまきれいになったのではなく、他のチームも次々に透明な水が出てきたので、なおさらびっくりです!


さっきの泥水がこんなにきれいに!




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