NO団体名主な企画内容
28 京都市立大淀中学校 家庭科部(京都府) 「待って!捨てる前に廃棄物・不用品を価値のあるものに~アップサイクルから地球環境保全について考えよう~」
野菜の栽培・調理、廃棄物を活用した制作などを行い、探究的に活動し、環境問題への理解を深め、対策知識を身につける。さらに自分たちだけでなく周囲の人々の意識や行動に変容を起こすべく家庭でできるアップサイクルについての発信を行う。

速報レポート3 SDGs「アップサイクル」にチャレンジ!端材(かんなくず)で作ったかんなのお花

作り」
活動日: 2023年 10月 4日(水)
活動場所: 京都市立大淀中学校 技術室
参加人数: 小中学生  9人 / 大人   2人 / 指導者   2人 / 合計 13人
活動内容

 今回は、(株)かわな工業様の出前授業を受けました。端っこ以外の木は職人さんの手によって、丈夫で綺麗な家具になります。また、家具などを作った時に出る端材は捨てられ、燃やされてしまうことが多いことや長い年月をかけて、せっかく育った木なのに、少し場所が違っただけでそんなことになってしまうことを改めて考える機会になりました。そんなかわいそうな木を増やさないために、考え工夫して、端っこでもきちんと使える木にしている取組を紹介してもらい、「かんなのお花」作りを教えてもらいました。
 「いらないから捨てるではなく、どうすれば使えるかを考えること」の大切さを、端材にふれながら、考え方や使い方、工夫次第で大切に使えることを考えることができました。
 また、様々なところで、木を使った作品作りの体験教室やマルシェ、手づくり市などの出店をされ、木を身近に感じる取組をされていることも知りました。







 かんなでけずった木くずを水でぬらすことでやわらかく、くるくる巻いて「バラのお花」にすることができました。乾いた木と水で濡らした木の香りの違いや、木を水でぬらし、乾く時に木の素敵な香りを特に感じることを初めて知りました。「かんなのお花」を木の枠に入れて、世界に一つだけの「かんなのお花」のインテリアが完成しました。





子どもたちの感想

  • ロッカーや机などの家具の端材をかなわ工業の人たちははしごを作って売ったり、体験学習や学校の授業などに活用していてしっかり最後まで使っていて、端材もとても使えることがわかりました。
  • 家具とかを作るときに余った端材を使って、すごくおしゃれなお花の置物ができて、うれしかったし、バラを作るのは難しかったけど楽しかったです。
  • 家具などを作るときに出る端材を使ってお花を作るのが難しかったけど、楽しかったです。余った木で何かを作ろうという考えがすごいなあと思いました。みんなそれぞれ違う作品ができて、完成した時には達成感がありました。
  • 使われない木があることが分かったし、その木を使ってお花を作ったり、家具を作ったり、できることが初めて知れてすごいなあと思いました。また、かんなで何かを作ってみたいと思います。
  • 本来は木くずでゴミとなる物をこうしてお花の形にし、インテリアとして活用できるのがすばらしいと思いました。バラ作りも簡単で、自分でも工夫してできるのが良かったです。木の端材をインテリアにしたり、おもちゃとして作ったり、たくさんのアレンジの仕方で環境にやさしく良いものができるのが良かったです。
  • かんなのお花作りをしてみて、端材を生かしてお花を作って少し難しかったけど、とても楽しかったです。ありがとうございました。



速報レポート1 SDGs「アップサイクル」にチャレンジ!廃ガラスを活用した「サンキャッチャー作り」
速報レポート2 SDGs「アップサイクル」にチャレンジ!自分たちで育てたさつまいものつるといもを使った「つるのきんぴら・さつまいもケーキ作り」
速報レポート3 SDGs「アップサイクル」にチャレンジ!端材(かんなくず)で作ったかんなのお花
速報レポート4 SDGs「アップサイクル」にチャレンジ!ハギレを使ったがま口(小銭入れ)作り」

■別年度のレポート
2022年度 徹底追跡!飲み水はどこから?使った水はどこへ?~水循環から考えよう!私たちの暮らしと世界の水問題~ 実施レポート
2020年度 極める!!京の食文化「京の茶漬け」~米・茶・漬物・茶碗・箸 すべてを追及~ 実施レポート
2019年度 "徹底追跡!!この種はどこにいくのだろう? 〜一粒の種と共に体験し、考える世界〜" 実施レポート

プログラム検索に戻る