速報レポート3 6月里山子ども探偵団活動日: 2024年 6 月22 日( 土 )
活動内容
活動場所: 土浦市宍塚の里山 参加人数: 小中学生 17 人 / 就学前の子ども8人/大人 24 人 / 指導者 8 人 / 合計 57 人 18家族のうち12家族が初参加者なので、里山での危険について、説明をしてから出発です。六兵衛坂の入り口近くの草原ネムが花ざかりです。ピンクで、チアガールのもつポンポンのような素敵な花を、枝から切り取り、分けあって、観察しました。甘い香りがします。葉っぱは、オジギソウと同様に、なでるとだんだんと閉じていきます。 急坂を上り、コナラの大きな木の下で給水休憩。朽ち木の隙間にいたコクワガタの成虫や、コナラの根本のあたりにいた、ぺったんこなひょうたんの形のヒロズコガの仲間の幼虫を子どもたちが見つけてくれました。この幼虫はときどき頭を出して、自分が作った蓑を背負うようにして歩きます。2人の子が見つけてくれて、皆でこの奇妙な虫を観察することができました。 次に足をとめたのは鎌倉街道沿いの土浦市所有の空き地。真竹がどんどん生えるので、それを防ぐ保全活動として、筍倒しをしました。真竹の皮に包んだおにぎりを持っていたスタッフのSさんが、そのお弁当を皆に見せてくれました。彼の竹の皮は東京のカッパ橋で購入したものだそうですが、竹皮は干して、水に戻して使えば何度でも使える優れものです。早速竹の皮をはがし始めた親子もいました。 宍塚大池に到着して、子どもたちは堤防の斜面でチョウやトンボを探し、下の小川に降りて水の中ので生き物を捜しました。ヒメタニシがたくさん見つかりました。 最後の遊び場は、ふれあい農園奥の広場です。草の間をあるくと、たくさんの、小さなバッタの子、カマキリの子、ガエルの子どもたちが飛び出てきます。へんなトンボを捕ったという子がいるので、虫に詳しいスタッフのOさんが早速確認してみると、アリ地獄の主が大人になったウスバカゲロウの親だったので、皆で観察しました。土の下にいる蟻地獄の期間が2、3年なのに対し、成虫になると口もなく、何も食べず、2,3週間しか生きない昆虫です。親の姿でいる期間がとても短いので、この成虫に出会えたのはラッキーでした。 速報レポート1 オタマジャクシにも、カエルにもであい、タケノコたおしで 里山保全もがんばった 速報レポート2 5月里山子ども探偵団 速報レポート3 6月里山子ども探偵団 速報レポート4 7月の子ども探偵団 速報レポート5 真夏の里山で生き物捜し 速報レポート6 秋の里山を楽しんだ プログラム検索に戻る |