NO団体名主な企画内容
6 認定NPO法人 宍塚(ししつか)の自然と歴史の会(茨城県) 「いきものいっぱい、遊びもいっぱい。里山子ども探偵団に集まれ!」
子どもたち自らの発見を促しながら、里山での動植物の採集、観察、里山素材を利用した遊びを行う。里山の景観や生物相と接することで、自然環境への関心を高め、自然と触れ合う力を育てるとともに、多年代、異年齢の子ども間交流による伝統的な遊びの継承につなげる。

速報レポート6 秋の里山を楽しんだ

活動日: 2024年9月28日(土  )
活動場所: 土浦市宍塚 宍塚大池周辺の里山
参加人数: 小中学生 2 人 /就学前幼児4人 / 大人5 人 / 指導者6人 / 合計17 人

<活動内容>
 子どもたちは皆、意欲満々です。まず、駐車場わきの葛の花のにおいをかいでみました。六兵衛坂では、クズの葉にいた大きなトビイロスズメの幼虫を愛でたり、ハマキガの仲間の幼虫も「かわいい」と手にのせてみたりしました。


トビイロスズメの幼虫

 重左エ門稲荷の狐たちの所にもよりましたが、蚊がたくさんきたのでゆっくりできませんでした。


おいなりさんを見学

 カラスウリが赤く実り始めていました。実を割ってみると、カマキリの頭のような形の種がでてきます。実の中を棒でかき回すとまるで納豆のようにねばねばにまとまります。
 池では、水面をみましたが、今回は魚の姿が見えませんでした。でも、バッタを捕まえたり、てくれたチョウトンボを皆で観察したり、腰掛の丸太の下で、カブトムシしゃの幼虫をたくさん発見したりしました。


バッタ捕まえた!

かぶとの幼虫たくさん発見!

 池の下の果樹園でもカラスウリを発見。黄色でまん丸なカラタチの実の香りをかいだりしてから、小川沿いを歩きました。虫大好きな子どもたちは まわりをよくみて、ほら、とイトトンボがいるのを 他の子に教えてあげていました。


何みつけたの?ほらイトトンボ

 昨年から、小川のへりに、サトイモ?が大きな葉を広げています。スタッフが観察用に少しきりとって、子どもたち渡しました。


さといも?の葉を採取

 「トトロみたい」と、大きな葉を笠のようにしたり、水を吸い上げるたくさんの孔がきれいに並ぶ茎の断面や、茎のしわのようなところに蜘蛛が網の袋を作って隠れているのを観察したりしました。


サトイモ?の葉は楽しい

 終着点の広場を歩くとカエル、バッタ、コオロギなどが飛び出してきました。木の幹にいるカメムシなどを見つける子もいます。


木の幹にいる虫も調べる

 小さなヒバカリ(無毒のへび)を皆で触ることもできました。


ヒバカリを もってみる

 年齢の異なる子どもどうしがいろいろ教えあい、楽しい探偵団となりました。





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